「アクセシビリティー」を漢字で書くと何?「◯◯◯◯◯◯」

2023/04/03 11:00

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iPhoneなどのスマートフォンやITソフト、機器を使うと、「アクセシビリティー機能」が備わっていることがあり、これを有効にすると誰でもそのソフトや機器が使いやすくなります。この「アクセシビリティー(アクセシビリティ)」は日本語(漢字。ひらがな含む)ではどう書くのでしょうか。 どんな人にもやさしいアクセシビリティー ア

iPhoneなどのスマートフォンやITソフト、機器を使うと、「アクセシビリティー機能」が備わっていることがあり、これを有効にすると誰でもそのソフトや機器が使いやすくなります。この「アクセシビリティー(アクセシビリティ)」は日本語(漢字。ひらがな含む)ではどう書くのでしょうか。

どんな人にもやさしいアクセシビリティー

アクセシビリティーは英語で“accessibility”と書きます。アクセシビリティーは、情報通信機器を通して提供される情報やサービスでよく使われます。

国立国語研究所「外来語」委員会は、アクセシビリティーを「利用しやすさ」と言い換えることを提案しています。意味として「情報やサービスなどが、高齢者や障害者も含めてどんな人にも利用しやすいこと」と解説しています。

この“利用しやすさ”は、便利に利用できるように工夫された使い勝手の良さではなく、どんな人でも利用できるように工夫された利用しやすさのことです。

委員会は手引きの中で、文脈によっては「使いやすさ」「接続しやすさ」「近づきやすさ」と言い換えることもできる。また「利便性」という漢語で言い換えることが適切になる場合もあるとも解説しています。

また委員会は、「高齢者や障害者に利用しやすい環境を整備していこうという方向は、今後ますます重要視されていくと考えられる。この考えを定着させるためにも、分かりやすく言い換えたり説明を付けたりする必要性は高い」とも解説しています。

アクセシビリティーは「利用しやすさ」

前出の委員会は、用例の中で「情報機器に対する利用しやすさを保証することは、いまや世界的に基本的人権の一つとして考えられている」という文を示しています。

文/編集・dメニューマネー編集部

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