「三角保ち合い」株価の上値と下値の線でチャート上にできる三角形

2023/04/05 06:00

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三角保ち合いとは、短期的な株価の動きを予測するチャート分析法の一つです。 過去の上値だけを結んだ「上値抵抗線」(レジスタンスライン)、過去の下値だけを結んだ「下値支持線」(サポートライン)が、 ある一定の範囲を保ちながら上がったり下がったりを繰り返し、平行に進んでいるような状態を「保ち合い」といいます。 上値と下値の値

三角保ち合いとは、短期的な株価の動きを予測するチャート分析法の一つです。

過去の上値だけを結んだ「上値抵抗線」(レジスタンスライン)、過去の下値だけを結んだ「下値支持線」(サポートライン)が、 ある一定の範囲を保ちながら上がったり下がったりを繰り返し、平行に進んでいるような状態を「保ち合い」といいます。

上値と下値の値幅が縮まり二つの線が交わって、三角形のようなチャートになった状況を「三角保ち合い」といいます。

この三角形がチャート上に現れると、株価はその後、大きく値上がりする(上放れる)、あるいは大きく値下がりする(下放れる)傾向が強いとされています。そのため、投資家はこのサインを売り買いの判断材料の一つにしています。

きれいな三角形になるわけではない

チャート上にできた三角形は、二つの線が交わった右端の部分を頂点としてとらえて、その形によってこれから株価がどのように動くのか予測を立てます 。しかし、きれいな三角形になることは少ないですし、チャートによる分析は過去の統計をもとにした仮説に過ぎず、必ず過去と同じ値動きになるとは限りません 。【お金の単語帳】