大企業など事業の規模が大きいと得やすいとされる「スケールメリット」。これは和製英語ですが、ビジネス、ことにマーケティングではよく使われます。「スケールメリット」を日本語(漢字)にすると、どう書けばよいのでしょうか。 スケールメリットとは スケールメリットは、物差しや縮尺、評価基準を意味する「スケール」と、長所を表す「メ
大企業など事業の規模が大きいと得やすいとされる「スケールメリット」。これは和製英語ですが、ビジネス、ことにマーケティングではよく使われます。「スケールメリット」を日本語(漢字)にすると、どう書けばよいのでしょうか。
スケールメリットとは
スケールメリットは、物差しや縮尺、評価基準を意味する「スケール」と、長所を表す「メリット」を足した和製英語です。簡単にいえば、「大きいほうが利点がある」と言えるでしょう。
企業や団体が合併・協業するなどして、規模が大きくなるとスケールメリットが得られるわけです。行政では、市町村などの合併や連携によって効率化が図れる、といった文脈で使われます。
国立国語研究所「外来語」委員会は、スケールメリットを「規模効果」と言い換えることを提案しています。意味として「規模を大きくすることで得られる効果」と解説しています。
スケールメリットは「規模効果」
前出の委員会は、用例の中で「中堅規模の会社も百社程度がネットで結集すれば、一兆円企業と同じ規模効果が追求でき大手にも対抗できる」という文を示しています。
文/編集・dメニューマネー編集部
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