iPhoneやAndroidなど、スマホの価格は年を重ねるたびに上がっているが、新品のスマホを少しでも安く買う方法は3つある。
方法1 大手通信会社ではスマホ返却で一部支払いが免除される
大手通信会社では、買ったスマホを一定の期間内に返すと、一部支払いが免除される。
NTTドコモでは「スマホおかえしプログラム」というものがあり、スマホを36回払いで買い、2年以内に返却すれば、最大12回分の支払いが不要になる。
たとえば、「iPhone 14 Pro」(128GB、2023年4月時点の端末価格17万4130円)を買った場合、最大5万8032円の支払いが免除される計算だ。
端末価格が高いほど免除される額も大きくなるので、「最新のハイエンドスマホは欲しいけれど少しでも安く買いたい」といった人は押さえておきたい。
方法2 乗り換えキャンペーンを利用すると2万円などの割引に
各通信会社は、他社からの乗り換えでスマホを割引で買える「乗り換えキャンペーン」を行なっていることが多い。
たとえばNTTドコモでは、他社からの乗り換えで対象スマホが最大2万2000円の割引(2023年4月時点)で買える。iPhone14などの最新の機種も対象になる。
通信会社の乗り換えは頻繁に行うものではないが、スマホを買い換えるタイミングで、契約している通信会社のプランが自分に合っているかどうか見直す癖をつけるとよいだろう。
方法3 型落ちモデルを狙うと数万円以上安く買えることも
最新機種にそこまでこだわらないのであれば、発売から1〜2年以上経ったいわゆる“型落ちモデル”を選ぶことで費用を抑えられる。
たとえば、昨年6月に発売された「Xperia 1 Ⅳ」の価格は、19万872円(ドコモオンラインショップで一括払いの場合)。
これに対し、1世代前の機種で2021年7月発売の「Xperia 1 Ⅲ」は15万4440円で、最新機種より約3万6000円安く買える。
2世代前の「Xperia 1 Ⅱ」は9万200円で、最新機種とは10万円以上の差がある。実はこの機種は、型落ちモデルとして、発売当初の価格から3万円以上安い。
スマホを買うときに重視する点によって取り入れられる方法は変わるが、自分に合った方法でスマホをお得に手に入れよう。
文・廣瀬優香(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部
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