節約術

アパート・マンションに入居したらすぐにやるべきこと4選

2023/04/08 10:00

引っ越した部屋を、退去時までキレイに使うのは難しいと思われがちですが、転居したばかりのときに、しっかりと対策しておけば退去費用を抑えられ、もしかしたら払い過ぎた敷金が返ってくるかもしれません。新生活に向けて引っ越した人が、部屋の価値を下げないために、やっておくべきことには次の4つがあります。 1 内覧のときだけでなく「

引っ越した部屋を、退去時までキレイに使うのは難しいと思われがちですが、転居したばかりのときに、しっかりと対策しておけば退去費用を抑えられ、もしかしたら払い過ぎた敷金が返ってくるかもしれません。新生活に向けて引っ越した人が、部屋の価値を下げないために、やっておくべきことには次の4つがあります。

1 内覧のときだけでなく「入居したて」でも室内のチェックはすべき

物件を決める前の内覧時に、部屋の傷や汚れを確かめた人もいるでしょうが、入居してから改めて室内をチェックすることもとても大切です。

「内覧したときと比べて、傷や汚れが増えていないか」「扉や窓はきちんと開閉できるかどうか」「また電気や水道など、設備に不具合がないか」こういった点を早いうちからしっかりと確かめておきましょう。

既にあった傷や汚れであっても、入居後につけたものだと判断されたとき、退去時に入居者負担で原状回復費を請求されることがあります。もし、内覧時と異なる点や気づかなかった部分があれば、すぐ不動産会社や管理会社に連絡すべきです。

トラブルを避けるためにも、できれば荷物を運び入れる前に、傷や汚れなどの状態をスマホやカメラで撮影するのがベストですが、既に家具などを持ち込んでいる場合でも、早いうちに部屋の欠陥に気づいて証拠を残し不動産会社に報告しておけば、退去時に有利になるでしょう。

2 マスキングテープ・メンディングテープを細かい部分に貼る

ほこりの溜まりやすい壁と床の境目にある巾木(はばき)という材質や、浴室などのドアの下、サッシの溝や壁紙の継ぎ目にマスキングテープを貼っておくと、ほこりがつきにくく掃除がラクになります。

テープが古くなってきたらはがすだけなので、キレイな状態を保てます。

油汚れのつきやすいキッチンのコンロ回りやコーキング部分にマスキングテープやメンディングテープを貼っておくのもよいでしょう。

ただし、部屋の位置によっては、太陽の光が差し込み、それが原因でテープを貼った部分が変色してしまうこともあるので、あらかじめ日当たりについては確認しておいたほうがいいかもしれません。

また、テープを剥がしたとき、保護していた部分がベタつくことがあるので、そういった部分は放置せず、液体テープ剥がしなどを使って拭き取ってあげることも大切です。

3 お風呂の「カビ対策」も入居時にしっかりとやるべき

お風呂を使う前に、防カビ剤を使っておきましょう。

煙で出るタイプのものであれば、水を入れて置いておくだけで簡単にカビ対策ができます。定期的に使うだけで、浴室に黒カビが発生するのを防げます。

また、鏡の曇り止めも早めに使用しておくと、鏡に水垢が付着するのを防げるのでこちらも合わせて活用しましょう。

4 水垢やサビも減点の対象 水回りの撥水コーティングもしっかりとやるべき

水垢やサビ予防のため、洗面台やシンクといった水回りに撥水コーティング剤をまいておくのもよいです。水や汚れがつきにくくなり、もし汚れが発生しても落としやすくなります。

こちらも定期的なコーティングが必要にはなりますが、日々の掃除がラクになるので、入居したら早めに済ませておくことでキレイな状態を維持できるでしょう。

文/編集・dメニューマネー編集部

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