CMや広告で、人気のある商品やサービスが「シェア第一位」と売り出されているのを見たことはないでしょうか。食べ物などを取り分ける時にも使う「シェア」は、日本語(漢字)ではどう書くのでしょうか。 ビジネスでもプライベートでも使われる「シェア」 シェアは英語で“share”と書きます。分け合うことや共有を意味します。 商品や
CMや広告で、人気のある商品やサービスが「シェア第一位」と売り出されているのを見たことはないでしょうか。食べ物などを取り分ける時にも使う「シェア」は、日本語(漢字)ではどう書くのでしょうか。
ビジネスでもプライベートでも使われる「シェア」
シェアは英語で“share”と書きます。分け合うことや共有を意味します。
商品やサービスの売上額や販売数などを市場シェアと呼び、市場シェアの高さは人気の高さともいえるため、宣伝に活かす企業も多いようです。
また、食べ物や、複数あるものを友人や家族と分け合うときにも「シェアする」と言うことも多いでしょう。
国立国語研究所「外来語」委員会は、シェアを「占有率」と言い換えることを提案しています。意味として「商品の市場全体に占める割合」と解説しています。
委員会は手引きの中で、「文脈や場面によっては『市場占有率』と言い換えた方が分かりやすい場合もある」と解説しています。
また、委員会は「分かち合う、分け合う」とも言い換えることも提案しています。
占有率と、共有や分け合う、どちらの意味も伝わり定着に向かっている語で、「シェア」をそのまま用いることにさほど問題のない場面も多いと思われます。
シェアは「占有率」
前出の委員会は、用例の中で「発泡酒・ビールの合計消費量のうち発泡酒の占有率は3割程度とみられる」という文を示しています。
文/編集・dメニューマネー編集部
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