「年収1000万」というと、多くのサラリーマンにとって一つの目標・目安といえる数字でしょう。年収1000万稼ぐ人たちが「住みたい」と思っている東京の街を、賃貸サービス「Modern Standard」がランキング形式で発表しています。1位は次のうちどれしょうか?
① 赤坂
② 六本木
③ 豊洲
前年度から15ランクアップした人気急上昇の街
日本の給与所得者のうち、年収1000万円を超える人は全体の4.6%(2021年、国税庁「民間給与実態統計調査」)だそうです。意外と多い?それとも少なく感じるでしょうか?
そんな年収1000万円稼ぐ人たちの住みたい街を調べたのは、Modern Standard(旧:RENOSY 高級賃貸)を運営するGA technologies <3491> 。「どこに住みたいですか?」と聞いたのではなく、Modern Standardに掲載された東京23区の賃貸物件のうち、年収1,000万円以上の物件成約者をエリアごとに集計したそうです。
正解は③の豊洲で、江東区で初の首位です。タワーマンションができたり大型スーパーがリニューアルオープンしたりと、ここ数年で利便性がさらに高まったことで、2022年度の15位から一気に上昇、首位となりました。
①の赤坂は2位(昨年1位)で、②の六本木は4位(同3位)。いずれも高級な不動産がある街として知られるため、この2つが1位ではないと聞いて意外に思う人は少なくないでしょう。
ランキング10位までは次のとおり。
順位 街(区) 昨年比
1位 豊洲(江東区) 15アップ
2位 赤坂(港区) 1ダウン
3位 恵比寿(渋谷区) 6アップ
4位 六本木(港区) 1ダウン
5位 三田(港区) 3ダウン
6位 勝どき(中央区) 2ダウン
7位 神宮前(渋谷区) 2ダウン
8位 南麻布(港区) 3アップ
9位 西新宿(新宿区) 2ダウン
10位 上大崎(品川区) 2ダウン
豊洲が大幅にアップした以外では、恵比寿が9位から3位に上がっていることも目を引きます。11位以下から10位圏内に入ったのは豊洲以外では、南麻布(前年11位)だけでした。ランキング対象者のエリアごと平均年収は三田が最も高かったそうです。
文/編集・dメニューマネー編集部
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