「新入社員のフォローアップ研修を実施」といった形で使われる「フォローアップ」。「フォロー」という言葉はビジネスシーン以外でも、SNSを使っていればよく聞かれますが、このあとに「アップ」がつくと、どんな意味になるのでしょうか。そしてこの「フォローアップ」は、日本語(漢字)ではどう書くのでしょうか。 フォローアップで状況を
「新入社員のフォローアップ研修を実施」といった形で使われる「フォローアップ」。「フォロー」という言葉はビジネスシーン以外でも、SNSを使っていればよく聞かれますが、このあとに「アップ」がつくと、どんな意味になるのでしょうか。そしてこの「フォローアップ」は、日本語(漢字)ではどう書くのでしょうか。
フォローアップで状況を把握する
フォローアップは英語で“follow-up”と書き、直訳すると「後についていく」になります。
新入社員など新規で雇われた人が仕事を理解できるようにしたり、新しくはじまる事業など計画を進めている中で問題が発生した場合に対応したりすることを、フォローアップと言います。
国立国語研究所「外来語」委員会は、フォローアップを「追跡調査」と言い換えることを提案しています。意味として「実施状況などを追跡調査し必要に応じて手当てすること」と解説しています。
委員会は手引きの中で、「後を追いかける継続的な調査よりも、事後の点検自体を問題にしている場合は『事後点検』、調査や点検の後に何らかの手当てを行う場合は「後の手当て」と言い換えることもできる」と解説しています。
フォローアップは「追跡調査」または「事後点検」
前出の委員会は、用例の中で「今後は今回採択された行動計画の実行こそが肝心で、実行を評価するきめ細かい追跡調査が重要となる」という文を示しています。
文/編集・dメニューマネー編集部
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