40代の平均年収は500万円超え 平均貯金額はいくら?

2023/08/26 09:10

40代になると、管理職につくなどして年収が大きく上がったりするが、自分の年収が平均よりも上かどうか気になるところ。40代の平均年収はどれくらいなのだろうか?また、平均貯金額も気になるだろうが、40代はどれくらいお金を貯めておけばいいのか。 40代の平均年収はどのくらい? 年収は生活水準や貯蓄に大きく影響するため、自分の

40代になると、管理職につくなどして年収が大きく上がったりするが、自分の年収が平均よりも上かどうか気になるところ。40代の平均年収はどれくらいなのだろうか?また、平均貯金額も気になるだろうが、40代はどれくらいお金を貯めておけばいいのか。

40代の平均年収はどのくらい?

年収は生活水準や貯蓄に大きく影響するため、自分の年収が平均を超えているかどうかは気になるもの。40代の平均年収はいくらで、どのような職種・業種の平均年収が高いのか?

40代の平均年収は502万円

2021年の40代の平均年収は502万円だった(転職求人サイト「doda」調べ)。

30代の平均年収は437万円なので、10年で約65万円、年収が上がったことになる。

30代から40代にかけては、管理職に昇進する時期だ。毎年の昇給に加えて、管理職手当などが年収に影響していると考えられる。

年収分布を見ると、300万~600万円がボリュームゾーン。全体の約6割を占める。男女別の平均年収では、男性が563万円、女性が402万円だった。

40代で平均年収が高い職種トップ3

40代で平均年収が高い職種には次のようなものがある。

・1位:専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人) 688万円
・2位:企画/管理系 641万円
・3位:技術系(IT/通信) 603万円

40代で年収が高い職種の1位は専門職だった。専門職の人材は限られているので、企業は人材獲得のため給与水準を高くする傾向がある。

資格手当などが上乗せされ、年収が高くなることもあるだろう。

詳しく読む>>
40代で平均年収が高いのは?職種・業種別トップ3

40代の平均貯金額はいくら?

若いうちは想像すらできなかった老後のことも、40代ともなると少し現実的に考えてしまうもの。40代の平均貯蓄はどれくらいなのだろうか?

40代の平均貯蓄額

40代の平均貯蓄額はいくらくらいなのだろうか。金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(令和元年)」によると、次のような金額になっている。

単身世帯 二人以上世帯
金融資産を保有
していない世帯を含む
金融資産
保有世帯のみ
金融資産を保有
していない世帯を含む
金融資産
保有世帯のみ
平均 564万円 972万円 694万円 880万円
中央値 50万円 375万円 365万円 550万円

この金額には貯金だけではなく、生命保険や投資信託、その他の金融商品も含まれている。

中央値とは、データを大きい順に並べたときの中央になる値のことだ。

データの分布が偏っている場合は、少数の極端に大きな(小さな)数字に影響されない「中央値」の方が「真ん中の代表的な値」として参考になるだろう。

詳しく読む>>
40代の平均貯金額はいくら?

文/編集・dメニューマネー編集部
(2023年4月12日公開記事)

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