節約術

値段高騰「たまご」の代わりになる3つの食材で家計を節約

2023/04/15 17:00

たまごがあっという間に値上がりして、毎日の買い物や料理で困っている人も少なくないでしょうが、たまごの代用になる食材をうまく使えば節約につながります。 長いも──食感がふわふわに 長いもをたまごの代わりに使うと、お好み焼きやたこ焼きなどの粉もの料理がふわっとした食感に仕上がります。長いもはすりおろしてペースト状にして使い

たまごがあっという間に値上がりして、毎日の買い物や料理で困っている人も少なくないでしょうが、たまごの代用になる食材をうまく使えば節約につながります。

長いも──食感がふわふわに

長いもをたまごの代わりに使うと、お好み焼きやたこ焼きなどの粉もの料理がふわっとした食感に仕上がります。長いもはすりおろしてペースト状にして使い、3~5cm程度がたまご1個分になるでしょう。

2023年2月の長いもの全国平均価格は1kgで690円です。過去何年かと比べても値上がりはしていないので、たまごの代わりに使うとよいでしょう。

絹ごし豆腐──料理の「つなぎ」に使える

絹ごし豆腐をたまごの代わりに使うと、ハンバーグなどを作るときのつなぎになります。しっかりと水切りした絹ごし豆腐をひき肉などの材料と一緒に混ぜれば、パサパサせずにしっとりとしたハンバーグが完成します。ひき肉200~250gに対して絹ごし豆腐は150~160gほど使うとよいでしょう。

値上げしている絹ごし豆腐も多いですが、プライベートブランドのものなら安く買えます。たとえばイオン <8267> のプライベートブランド、トップバリュの絹ごし豆腐なら150gが3個セットになっていて、税込価格は約95円です。

バナナ──しっとりした食感になる

バナナをたまごの代わりに使うと、クッキーやパンケーキなどの焼き菓子をしっとりとした食感にしてくれます。

完熟しているバナナ1本をつぶしてピューレ状にすれば、Lサイズのたまご1個分の代わりになります。バナナは熟しているものの方がピューレ状になりやすいので、食べきれずに持て余してしまったバナナを使ってもよいでしょう。

2023年2月の1kgあたりのバナナの価格は約190円です。これまでも値上がりすることなく価格が安定しているので、焼き菓子を作りたいときにたまごの代わりで使うと食費の節約になるでしょう。

ただしバナナは風味が強く、できあがったものはバナナ味になってしまいます。できあがりの味を想像して、バナナ味になってもよさそうなものに使うようにしましょう。

家計を節約したいときだけでなく、たまごを切らしているときにも代用できる3つの食材が役に立つでしょう。

文・山田千景(ライター)
編集・dメニューマネー編集部

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