一人暮らしの人が電気代を節約するために「電力会社」を選ぶとき、気をつけたい3つのポイントがあります。
ポイント1 ガス料金とセットプランがある会社にする
ガス料金とセットプランのある電力会社を選ぶと光熱費が安くなるかもしれません。
都市ガスを使っている関東の人なら東京ガス <9531> の「ガス・電気セット割」に申し込むと電気代の基本料金が1ヵ月無料になるほか、毎月の電気料金が割引になるプランもあります。
ドリームでんきが中部・関東・関西エリアで展開している「ジャンボ宝くじ付きでんきガスプラン」は、電気とガスの基本料金が一般の電力会社やガス会社よりも5%安く設定されています。
また、毎年サマージャンボと年末ジャンボの宝くじが10枚ずつ届くお楽しみもあります。
ポイント2 シングルプランがある会社を選ぶ
電気の使用量が少ない単身世帯向けの料金プランがある電力会社を選ぶと、電気代が安くなることがあります。
CDエナジーダイレクトの「シングルプラン」は、基本料金と電力量料金の合計から毎月100円が割引になります。電気の使用量が0kWhだった月は、基本料金が半額になるので、あまり電気を使わない人は、光熱費が節約できるでしょう。
ポイント3 使っているスマホ会社の電気サービスを選ぶ
使用しているスマホ事業者が提供している電気サービスを選ぶと電気代が安くなるかもしれません。
NTTドコモが提供する「ドコモでんき」とドコモ回線やahamo回線を併用すれば、電気料金の3~10%がdポイントとして還元されます。2023年4月現在では新規申し込みを一時停止していますが、再開時に利用するといいでしょう。
ソフトバンク <9434> が提供する電気サービス「おうちでんき」とソフトバンクのスマホまたはインターネットを併用すると「おうち割電気セット」が適用され、ソフトバンクやワイモバイルのスマホやネット1回線につき、通信費が2年間にわたり毎月110円割引になります。
さまざまな割引やプランを展開している電力会社ですが、燃料費調整の上限を取りやめたことで電気料金が値上がりしているところもあります。また、日本卸電力取引所(JEPX)の取引価格によって料金が決まる「市場連動型プラン」を選ぶと、電気代が急に高くなることがあるので気をつけなければいけません。
文・山田千景(ライター)
編集・dメニューマネー編集部
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