「PTA役員」になって困る3つのこと 時間を取られて職場に迷惑をかける

2023/04/15 08:00

新年度のタイミングなどで学校のPTA役員を決める時、「大変そうだからできればやりたくない」と漠然と考える親は多いが、役員になると困ることがある。 困ること1 時間を取られて家事や仕事に影響が出る PTA役員になると、学校に行く機会が増えて子どもの様子を近くで見られるというメリットがあるが、時間を取られて家事や仕事に影響

新年度のタイミングなどで学校のPTA役員を決める時、「大変そうだからできればやりたくない」と漠然と考える親は多いが、役員になると困ることがある。

困ること1 時間を取られて家事や仕事に影響が出る

PTA役員になると、学校に行く機会が増えて子どもの様子を近くで見られるというメリットがあるが、時間を取られて家事や仕事に影響が出てしまうかもしれない。

特に仕事への影響に関しては、PTAの業務があるたびに休みを取らなくてはならず、勤務先に迷惑をかけてしまうこともあるし、仕事をセーブしたため収入が減ってしまい家計に影響を与える可能性もある。

PTA役員になると、ある程度時間を取られるのは避けられない。ただ、いざというときに仕事を休みやすくするために、「PTA役員のことを勤務先に話しておく」「他の人が休みたいときには積極的に交代してあげる」などの工夫が必要だろう。

困ること2 人間関係のトラブルに巻き込まれる

PTA役員になるとほかの保護者と知り合いになり、さまざまな情報を交換できるというメリットがあるが、人間関係のトラブルに巻き込まれることもある。

具体的には、意見を曲げない保護者が何人かいて、周りを巻き込んで対立が起こることがある。先生とPTA役員の間で行き違いがあり、その間をつなぐ役割を担っている保護者が板挟みになることもある。

困ること3 負担の大きい役割を押し付けられる

PTAの業務は役割によって負担に差があり、負担が大きく人気のない役割を他の保護者から押し付けられてしまうことがある。

特に、それぞれの役割の業務内容を把握していない人が押し付けられやすい。やみくもに断るのはよくないが、引き受ける前に業務内容をよく確かめておき、本当にできないと思ったときはきちんと断ることも大切だ。

PTA役員にはこうした問題があることを踏まえて、できる対策を立てておきたい。

文・廣瀬優香(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部

【関連記事】
「メルカリ活用術」断捨離しておこづかいを!
ANAとJALの株主優待を徹底比較!おすすめはどっち?(外部)
絶対避けたい!「老後破産」特集
積立NISAを始めるタイミングは2023年がベスト?(外部)
人気シリーズ「銀行員が教える」

記事制作者