新人・新入社員が辞めない職場で上司がやっている3つのこと

2023/04/17 07:00

毎年、GW明けごろに辞めていく新入社員に頭を悩ませている上司や人事担当者は、どのような接し方を心がければ新入社員を会社に定着させられるのだろうか。新入社員の定着がいい職場の上司がやっていることを見てみよう。 やっていること1 どんな小さなことでも具体的に褒める 新入社員とうまくやっている上司は、どんな小さな成功でも褒め

毎年、GW明けごろに辞めていく新入社員に頭を悩ませている上司や人事担当者は、どのような接し方を心がければ新入社員を会社に定着させられるのだろうか。新入社員の定着がいい職場の上司がやっていることを見てみよう。

やっていること1 どんな小さなことでも具体的に褒める

新入社員とうまくやっている上司は、どんな小さな成功でも褒めるということを率先してやっている。

新入社員は社会人経験が少なく、学生から社会人になったことで大きな不安を感じていることが多い。

そんなとき、上司がどんな小さなことでも褒めれば、「自分はこの会社でやっていける」という自信を持たせられるだろう。

心にもないことやお世辞を言う必要はないが、相手の得意なところや成長が見られたところを、すぐに具体的に褒めるとよい。

1対1で褒めるのもいいが、ほかのメンバーの前で褒めるのも効果的だ。

やっていること2 小さな仕事から与える

新入社員の定着のいい会社では、チーム全体がやっているプロジェクトに新入社員を参加させ、ミスが出てもすぐにフォローできる小さな仕事を任せている。

ミスをカバーできる小さな仕事なら、もしものことがあったときに上司である自分が引き継げるし、小さな仕事でもプロジェクトの全体像や進め方を学べて成長につながり、新入社員はやりがいを感じられるだろう。

それに褒めることを加えれば、新入社員の自信にもつながり、会社に貢献できたという達成感も与えられるはずだ。

ただし「これ渡してきて」や「コピーしといて」など、あまりにも小さな仕事ばかり与えてしまうと、逆にプライドを傷つけてしまうことがあるので注意したい。

やっていること3 職場の人間関係を良くする

職場の人間関係を良くすることで、新入社員に仲間意識を感じさせるのも上司の役目といえるだろう。新入社員を大切にしている職場は、先輩社員たちが仲良くしていることが多い。

新入社員がお昼休みに一人でいるようだったら、声をかけて職場のみんなでランチに行ったり、仕事の合間に雑談でリラックスさせたりと、仕事以外のコミュニケーションで緊張をほぐしてあげよう。

そのためには、職場のメンバーが常にコミュニケーションを取り、すれ違いや不仲をなくすことが大切だ。

ケンカの多くはコミュニケーション不足が原因であり、新入社員が居心地の良さを感じられる職場を作るには、先輩や上司である自分たちが団結している必要がある。

むやみに甘やかす必要はないが、「会社はあなたを大切にしている」ことを感じさせる接し方を心がけると、なお良いだろう。

文/編集・dメニューマネー編集部

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