質問するとAI（人工知能）が答えを返してくれるチャットAIが話題となり、投資家の関心も高まっています。米マイクロソフト（MSFT）は、代表的なチャットAIである「チャットGPT」を生んだAIベンチャーに100億ドル投資すると報じられました。東証でもAU関連銘柄が買われており、特に5つの銘柄については2022年末からの平均上昇率は7割を超えており、中には2倍以上になった銘柄もあります（文中終値は4月14日付）。
チェンジホールディングス──チャットAIの導入支援
企業や自治体のデジタル変革（DX）の支援を手がけているチェンジホールディングス <3962> は、。チャットAIを導入したい企業などに開発や研修、サポートなども行っています。株価は2538円です。2022年の終値は2176円だったので、16.6%アップです。
ユーザーローカル──SNS分析やチャットボットでAIを活用
AIを用いたSNSやビッグデータ解析などに強いユーザーローカル <3984> は、国内に顧客が3000社以上あるといい、チャットGPTと連携したチャットボットによるQ&Aや文章の自動生成などに取り組んでいます。株価は2230円ですが、12月末には1280円だったので74%も高くなっています。
HEROZ──将棋AIの技術を柱としたビジネス支援
将棋のAI開発で培った技術をビジネス支援に活用しているHEROZ <4382> は、最近ではチャットGPTが自動作成した脚本によるラジオドラマの技術協力を行いました。株価は1203円です。2022年終値は955円で、25.96%増です。
インフォネット──AI検索サービスとの連携が買い材料に
ウェブサイト構築のインフォネット <4444> は、昨今でチャットボットの開発も取り組んでいます。3月には、子会社のAI検索サービスにチャットGPTを連携させると発表し、材料として買いを集めました。株価は1628円で、2022年終値は743円でしたので、19.1%もアップしています。
pluszero ──チャットAIと親和性の高い次世代AI技術
pluszero <5132> は、2022年10月に東証グロース市場に新規株式公開（IPO）したばかりの新興企業です。同社の強みである次世代型のAIは、チャットAIの信頼性向上につながるとされています。株価は7760円ですが、22年の終値は3740円だったので、107.5%アップと2倍以上になっています。
本記事は市場での注目度が高い銘柄を紹介する目的であり、投資を推奨するものではありません。
文/編集・dメニューマネー編集部
【関連記事】
・「メルカリ活用術」断捨離しておこづかいを！
・ANAとJALの株主優待を徹底比較！おすすめはどっち？（外部）
・絶対避けたい！「老後破産」特集
・積立NISAを始めるタイミングは2023年がベスト？（外部）
・人気シリーズ「銀行員が教える」