もう「入社したばかりの新入社員が辞めた」という職場もあるかもしれない。ゴールデンウイークを過ぎれば今度は”5月病“の時期でもある。今こそ、部下を持つ上司は、自分の言葉が若者のやる気をなくしていないか確かめよう。働きやすい環境をつくれる優秀な上司が使わない、もしくは別の言い方でしている言葉を4つ紹介しよう。
NGワード1 「最近の若者は~」「これだからゆとりは~」
「最近の若者」、「ゆとり世代」と新入社員をひとくくりに扱う発言は、新入社員のやる気をそいでしまうので使わないようにしよう。
ゆとり世代は1987〜2004年くらいに生まれた若者たちを指し、「競争意識が低い」「職場の付き合いを最優先にしない」と言われるが、それはあくまでも一般論で、全員に当てはまるわけではない。
NGワード2 「困ったら声をかけて」
新入社員はなかなか自分から相談できないもの。だから上司である自分のほうからこまめに声をかけたほうがいい。
こまめに声をかけられると「気に掛けてくれた」、「存在に気づいてくれた」と心強く感じるものだ。
NGワード3 「いいからやって」「とにかくやって」
この言葉は、新入社員はやる気をなくすので止めるべきだ。「何のためにこれをするのか」ということを伝えずに、作業内容だけ指示してはいけない。
その気持ちをないがしろにする前に、まずは新入社員の話に耳を傾け、業務の全体像や目的も伝えるようにしよう。
NGワード4 「期待しているよ」
この言葉を嬉しく感じる部下もいるだろうが、人によっては「失敗してはいけない」とプレッシャーに感じることもあるので、注意したほうがいい言葉といえる。
励ますなら、「〇〇の仕事ができるようになったね」と、成長した点を具体的に褒めるようにしよう。
文/編集・dメニューマネー編集部
【関連記事】
・「メルカリ活用術」断捨離しておこづかいを!
・ANAとJALの株主優待を徹底比較!おすすめはどっち?(外部)
・絶対避けたい!「老後破産」特集
・積立NISAを始めるタイミングは2023年がベスト?(外部)
・人気シリーズ「銀行員が教える」