食料品が大量に買えて安いコストコは、「節約のために行くところ」「主婦が好きなところでしょ」というイメージが持たれていて、特に男性の中には、「家族に付いて行くだけ」という人もいるかもしれない。しかし、コストコにも男性好みのコーナーがいくつもある。
1 アウトドア──有名メーカーの商品を安く買えることも
アウトドアコーナーには、キャンプや庭で使えるチェアのほか、バーベキューグリル、クーラーボックス、寝袋などさまざまなグッズがある。
コストコでは、コールマン、ザ・ノース・フェイス、ロゴスなど、日本で知名度の高いアウトドアメーカーの商品も取り扱っていて、その中には他店と比べて安く買えるものもある。
コストコの公式オンラインショップの価格をもとにすると、コールマンの寝袋が、いくつかの通販サイトと比べて2割ほど安く買える(2023年4月17日時点)。
ただし、公式オンラインショップは実店舗より高いことがあるので、その点だけ注意してほしい。
2 カーグッズ──タイヤを買って店舗で取り付けると工賃が無料に
コストコでは、車周りの掃除に使えるタオルなどのカーメンテナンス用品や、タイヤも取り扱っている。
カー用品店でタイヤ交換すると1本あたり1000円ほどの工賃がかかるが、コストコでタイヤを買い、併設されている「タイヤセンター」を利用すればタイヤを無料で交換できる。
タイヤ交換後は、パンク修理や空気圧チェック、バランス調整などのメンテンスも永久無料になる。
人気が高く店舗によっては予約が難しいという声もあるので、早めに予約したほうがいいかもしれない。
3 お酒──タイミングによっては試飲できることも
お酒コーナーでは、ビールやワイン、ウイスキーなど多くの種類のお酒を取り揃えていて、タイミングによっては試飲できる。
大容量のお酒がほかのお店より安く売っている場合もある。コストコ公式オンラインショップでは、「レーベンブロイ」というドイツビール1ケースが、いくつかの通販サイトより2.5〜3割ほど安く買える。
いつも決まったお酒を飲む人は、そのお酒が置いてあるかチェックしてみるとよいだろう。
「DIYグッズ」「家電」を楽しみにコストコに来る男性も
そのほかに、塗り壁材や、レンチなどの各種工具がセットになったツールセットなどが置いてあるDIYコーナーがある。
また、家電コーナーも充実しており、大型テレビなどは家電量販店よりも安く買えることが多いし、照明などを音声などで管理できるスマートホーム機器もある。買う予定がない人が、見て回るだけでも楽しめそうだ。
これまで食品や日用品をメインに買い物をしてきた人は、こうしたコーナーに立ち寄ってみると、また違った楽しみ方ができるかもしれない。
文・廣瀬優香(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部
画像・maroke / stock.adobe.com(画像はイメージです)
(2023年04月19日公開記事)
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