Tポイントなどの共通ポイントを投資に使えるサービス・会社は増えていますが、中でもSBI証券では、投資信託を買うのに使えるポイントが3種類、連携して貯められるポイントは5種類あります。ポイントを複数貯めているものの、使い道がなくてたくさん残っているという人は、投資にあててみてはいかがでしょうか。
投信が買える3種類のポイント
SBI証券でポイント投資(投資信託の買い付け)ができるのは3種類で、Tポイント、Vポイント、Pontaポイントです。
さらに、WAON POINTがTポイントへの即時交換ができるようになったため(4月5日から)、WAON POINTを持っている人もTポイントに交換して投資できるようになっています。
ポイントで投資信託を買う場合も現金での投資と同じで、100円分から買えます。全額ポイントを充てることも、一部だけにすることもでき、利用できるポイント数も上限はありません。つみたてNISAにも対応しています。
SBI証券で貯まるポイントはdポイントなど5種類
投資に使えるポイントは3種類ですが、投資でためられるポイントは5種類あります。投信を買えるTポイント、Vポイント、Pontaポイントのほかに、dポイントとJALポイントがポイントサービス対象です。
この5つのポイントは、国内株式や金、銀、プラチナの購入でポイントが貯まるほか、投信を持っていると、保有期間に応じて貯められます。保有額の0.1%~0.2%(通常銘柄の場合)がつき、SBI証券が選んだ一部のアクティブファンド(SBIプレミアムチョイス銘柄)なら、保有額の0.15%~0.25%のポイントがつきます。
たとえば、ポイントが0.1%つく投信を100万円分持っていたら、1ヵ月(31日)で84ポイントつくわけです。
他の証券会社よりも「ポイント」の面で魅力あり
SBI証券は他の証券会社と比べて、複数ポイントで買付できる点、もらえるポイント数の点で魅力があります。
たとえばauカブコム証券は、Pontaポイントで投資信託買付ができ、投資信託を保有しているとPontaポイントが貯まりますが、SBI証券と比較して還元率が低く、通常銘柄100万円未満は0.05%、指定銘柄は0.005%です。
楽天証券では楽天ポイントで投資信託買付ができ、投資信託の残高達成でポイントプレゼントがありますが、ポイント進呈は残高達成時の1度だけです。
文・谷口久美子(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部
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