欠席した会議のあとに上司から「会議の議事録を読んでキャッチアップしておいて」と指示されたり、経済ニュースなどで「新興国がキャッチアップする」と見たりしたことはないでしょうか。キャッチアップは、日本語(ひらがな含む漢字)ではどう書くのでしょうか。 様々な分野で使われるキャッチアップ キャッチアップは英語で“catch-u
欠席した会議のあとに上司から「会議の議事録を読んでキャッチアップしておいて」と指示されたり、経済ニュースなどで「新興国がキャッチアップする」と見たりしたことはないでしょうか。キャッチアップは、日本語(ひらがな含む漢字)ではどう書くのでしょうか。
様々な分野で使われるキャッチアップ
キャッチアップは英語で“catch-up”と書きます。直訳すると「追いつく」になります。ビジネスや経済ニュース以外にも、医療分野でも使われることが多い単語です。
近年では、子宮頸がんワクチン (HPVワクチン)の積極的勧奨が差し控えられている間に、接種の機会を逃した女性に対して、自治体や病院が「キャッチアップ接種」のを推奨する案内をしています。
国立国語研究所「外来語」委員会は、キャッチアップを「追い上げ」 と言い換えることを提案しています。意味として「優位なものに対して追い上げ、追い付くこと」と解説しています。
委員会は手引きの中で、「追い上げること、追い付くことのどちらに重点があるかによって、『追い上げ』『追い付くこと』などを使い分けるのが望ましい。動詞として用いられる場合は『追い上げる』『追い付く』などと言い換えられる」と解説しています。
キャッチアップは「追い上げ」
前出の委員会は、用例の中で「官僚主導で欧米先進経済への追い上げを追求してきた日本は」という文を示しています。
文/編集・dメニューマネー編集部
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