4月26日は『七人の侍』公開日。黒澤監督作品でないのはどれ?──【経済クイズ】

2023/04/26 10:00

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4月26日は黒澤明監督の代表作『七人の侍』の公開日(1954・昭和29年)。当時は珍しかった迫力のあるアクションを時代劇に取り入れた作品です。海外でも評価が高く、のちにアメリカで『荒野の七人』としてリメークされたほか、『隠し砦の三悪人』は『スターウォーズ』に大きな影響を与えたことが知られています。 世界的な評価も高く、

4月26日は黒澤明監督の代表作『七人の侍』の公開日(1954・昭和29年)。当時は珍しかった迫力のあるアクションを時代劇に取り入れた作品です。海外でも評価が高く、のちにアメリカで『荒野の七人』としてリメークされたほか、『隠し砦の三悪人』は『スターウォーズ』に大きな影響を与えたことが知られています。

世界的な評価も高く、多くの受賞作品を持つ黒澤明監督ですが、以下の3つのうち黒澤作品ではないものは、どれでしょうか(文中一部敬称略)。

① 『生きる』
② 『天国と地獄』
③ 『秋刀魚の味』

1998年に88歳で亡くなった世界のKUROSAWA

黒澤明監督は、1910(明治43)年に東京で生まれ、1943年に柔道映画『姿三四郎』で監督デビューを果たしました。

第二次世界大戦中もメガホンを握り、1950(昭和25)年に手掛けた代表作『羅生門』は、ヴェネチア映画祭で最優秀賞の金獅子賞を獲得、1985年には映画界初の文化勲章を受章。世界中の映画制作者に大きな影響を与えた”KUROSAWA“は1998年に88歳で亡くなりました。

黒澤監督にはほかにも多数の名作があり、①『生きる』(1952年公開)は主演の市役所職員を志村喬(たかし)が務めた黒澤監督作品です。本作を知らないない人も、彼がブランコに座ったシーンは見たことがあるかもしれません。

②『天国と地獄』(1963年公開)は三船敏郎主演の誘拐事件を扱ったドラマで、黒澤作品です。本作の公開後、誘拐事件が続けておきて国会でも取り上げられるなど、社会問題に発展するきっかけになりました。

そして③『秋刀魚の味』は、黒澤明監督と同じく日本を代表する映画監督・小津安二氏(1903~1963)が最後に監督を務めた作品です。答えは③。小津監督の代表作は1953年公開の『東京物語』。自立した子供たちが年老いた親に向けた言動を通して、家族の在り方を考えさせられる作品です。

多くの作品が動画配信サービスで見られます。日本を代表する名監督の作品、見たことがないという人はゴールデンウイーク中にいかがでしょうか?

文/編集・dメニューマネー編集部

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