大企業の役員たちのゴールデンウィーク(GW)の過ごし方には、共通点があるという。間近でみている役員秘書によると、連休中にリフレッシュするだけでなく、休みあけにイキイキと仕事ができるようにある行動をしているというのだ。休みの過ごし方には次の4つの共通点がある。
部下を休ませるために自分でできることは引き受ける
仕事のできる役員は、休み中に問題があったとき、部下に対応を任せきりにせず、内容によっては自分で積極的に対処して、部下をなるべく休ませる。日頃忙しく働いている部下たちに、連休中はリフレッシュしてもらうためだ。
すべて役員が引き受けるわけにはいかないだろうが、それでも可能なかぎり、連休中に部下がしなければいけないこと、その作業量を減らそうとする。
また、休暇に入る前に、部下に「何かあればすぐに連絡するように」と必ず伝えているし、4月のうちに5月上旬、連休明けの業務を片付けて、連休明けに効率的に業務に取り組めるようにしている。
いつも以上に家族との時間を大切に過ごす
連休は家族との時間をとても大事にしている役員も少なくない。いつも仕事に追われている立場の彼らにとって、家族でキャンプへ行ったり、部活の試合を応援したりといったような、家族との時間は、本人にも家族にも貴重な機会。それが最高のリフレッシュにもなるようだ。
連休中、家にいてもずっと残務にかかりきりだと、家族も喜ばないし、メリハリもつかず業務効率も上がらないものだ。
身だしなみを整えてくる
GW明けに、髪を整え、新調したスーツやネクタイ、靴で出社する役員も多い。
身だしなみを整えることで、GW明けに気持ちを新たに仕事に打ち込めることを役員たちは知っているのかもしれない。
好みにあったお土産を多くの部下に行き渡るよう買ってくる
旅行先で買うお土産も、直属の部下だけでなく、あまり接することのない別の部署の社員も含め、広く行き渡るようにたくさん買ってくる人も多い。
秘書に対しても、普段の何気ない会話で得た情報から好きなものを見分けて、さりげなく好みに合ったお土産を渡してくれるという。
文/編集・dメニューマネー編集部
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