ゴールデンウイークに読みたい、テレビでよく見るあの芸人が書いた小説の紹介。2冊目は、音楽活動やアパレルブランド展開など、幅広く活躍するEXITかねちーの小説です（文中価格は紙版、税込み）。

“むきだし”にしたのは過去の自分？

『むき出し』（タップするとAmazonに飛びます）

『むき出し』は、お笑い第7世代の中でも若い人たちに特に人気があるコンビ・EXITの“かねちー”（かねち）こと兼近大樹さんの初めての小説です。

芸人である主人公の幼少期から現在までの壮絶な半生をつづる物語で、犯罪に関わった過去があり、そのことが芸人として成功した最中に発覚するというストーリー。まさに著者である兼近さん自身を思わせる内容です。

兼近さんが「小説を書くために芸人になった」というほど長年あたためてきた渾身の一作で、読者からは「小説を読むの苦手だけど夢中で読めた」「自分の知らない世界の膨大さを痛感した」などの感想が寄せられています。

出版社　文藝春秋
価格　1760円
発売日　2021年10月27日

文/編集・dメニューマネー編集部

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