危機にある熟年夫婦が「終活」きっかけに関係を修復?映画『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』

2023/05/06 10:00

GWに観たい「将来・老後について考えさせる映画」の2作品目。夫が定年退職して家でずっと一緒に過ごすようになり、妻のストレスが大きくなり、熟年離婚寸前──。そんな熟年夫婦はそこらじゅうにいるだろう。そんな熟年夫婦の姿、問題をコミカルなテーストで描いているのが映画『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』(2021年、香月

GWに観たい「将来・老後について考えさせる映画」の2作品目。夫が定年退職して家でずっと一緒に過ごすようになり、妻のストレスが大きくなり、熟年離婚寸前──。そんな熟年夫婦はそこらじゅうにいるだろう。そんな熟年夫婦の姿、問題をコミカルなテーストで描いているのが映画『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』(2021年、香月秀之監督)だ。

終活に向けて動き出す熟年夫婦の騒動をコミカルに描いた作品

お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方
『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』』(水野勝、剛力彩芽ほか出演 /アメイジングD.C./3628円、タップするとAmazonに飛びます)

橋爪功さんと高畑淳子さんが演じる大原夫婦は、結婚50周年を目前に控えた熟年夫婦。貞淑関白で家事をしない夫が退職して10年、妻のストレスは年々大きくなっている。娘(剛力彩芽さん)は妻の味方で、夫は夫で不満を募らせている。

そんな中で、妻は、娘の知り合いの葬儀社の男性から「終活フェア」を紹介され参加することにする。夫は縁起でもないとい嫌がり、新たな対立の火種となる……。

「終活」と聞くと悲しいイメージを持つ人が多いが、高畑さんの明るいキャラクターと演技もあって、クスッと笑いながら観られる作品に仕上がっている。定年後に訪れる「熟年の青春=熟春(じゅくしゅん)」を明るく迎えるために人生整理に動き出す夫婦に、どんな変化が起きるのか、確かめてみてほしい。

本作の続編にあたる映画『お終活 再春!人生ラプソディ』が来年、2024年に全国公開される予定だ。次作では、結婚50年の金婚式を無事に終えて順風満帆に見えた夫婦だったが、妻が独身時代に習っていたシャンソンを再開したことで思わぬ騒動が起こるという。こちらも楽しみに待ちたい。

文・廣瀬優香(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部

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