2023年前半に東京都・練馬区としまえん跡地にオープンする「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐メイキング・オブ ハリー・ポッター」が5月17日、正式に着工された。ロンドンでメイキング・オブ ハリー・ポッターを運営するワーナー ブラザース スタジオツアーズとワーナー ブラザース ジャパン合同会社が同日発表した。
「テーマパークではない」体験型施設。見て回るのにはおよそ半日
この施設(スタジオツアー東京)は、ロンドンについで世界で2番目の施設で、広さは約3万平方メートルもある。大きな映画撮影スタジオ型の建物や屋外に建てられた家のセットが建設される予定だ。
映画『ハリー・ポッター』『ファンタスティック・ビースト』シリーズのシーンセットや映画で実際に使用された小道具などが並び、“魔法ワールド”の世界観が再現されるが、公式サイトでは「テーマパークではなく、乗り物はありません」と説明。「映画内のシーンの数々を実際に体験し、世界中で愛されている原作の世界観がどのようにスクリーンに再現されているのかを間近にご覧いただけます」としている。展示スペースの見学の所要時間はおよそ半日という。
「アフターコロナの象徴的な場所に」
開発には、西武鉄道、伊藤忠商事、芙蓉総合リースが参加。ワーナー ブラザースは「練馬区と東京都庁と共に協力し合いながら、周辺環境に配慮して事業を進める」と発表。西武ホールディングスの後藤高志社長は「練馬城址公園とともに、日本・アジア地域だけでなく世界中のハリー・ポッターファン他多くの人々を元気にするアフターコロナの象徴的な場所になることを確信」しているとコメントした。
ハリーポッターシリーズの世界を再現、ロンドンは2013年開業
ハリーポッターは、『ハリーポッターと賢者の石』(J・K・ローリング著)が1997年に発売されて以来、世界的ベストセラーとなった計7作のシリーズ。最初の作品が映画化されたのは2001年で、あしかけ10年の間に8本の映画がつくられた。
映画を手掛けたワーナーブラザースが2013年3月にオープンしたのが最初の「メイキング・オブ ハリー・ポッター」で、2019年には大規模なリニューアルも行った。
文/編集・dメニューマネー編集部
画像・TM & © 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. Wizarding World Publishing Rights © JKR.
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