貯金できる人とできない人の違いは、口癖にも表れます。貯金1,000万円以上の人が言わない3つの口癖を知り、うっかり自分が口にしていないか確認してみましょう。
NG口癖1 「もうすぐボーナスが入るから……」
「GWにお金を使い過ぎたけど、もうすぐボーナスが入るから」「いざとなれば、親に頼めば少しは援助してくれるはず」など、ボーナスや親からの援助を無意識にあてにしている人は、なかなか貯金ができません。
特に、ボーナスは給与と違って業績次第で減らされたり支給されなかったりすることもあるため、当てにするのは危ないです。
貯金1,000万円以上の人の中には、ボーナスはないものと考えて、すべて貯金に回す人もいます。
「今は手元にないお金」をあてにするのをやめ、毎月の収入の中でやりくりする習慣をつけましょう。
NG口癖2 「時間ができたら節約・投資する」
「今は忙しいから」「もう少し仕事や子育てが落ち着いてから」と節約や投資を始めるタイミングを先延ばしにする人がいますが、これも貯金が苦手な人の口グセです。
定年まで20年あれば、毎月3万円、ボーナスから7万円ずつ貯めれば無理なく貯金1,000万円を達成できます。
しかし定年まで5年しかないと、毎月10万円、ボーナスから40万円ずつ貯めないと、貯金1000万円を達成できません。
よって、早いうちから投資や節約をしたほうがよいです。
貯金1,000万円以上の人は、貯金を始めるのが遅くなるほど負担が大きくなることを知っているので、時間を理由に節約や投資を先延ばしにすることがありません。
NG口癖3 「〇〇さんはいいな」
他人をうらやむ気持ちが強いと、服装や旅行、生活スタイルなどにおいて物欲がかき立てられ、散財につながります。
他人をうらやむ気持ちは誰にでもありますが、さまざまな場面で「〇〇さんはいいな」とつい口にしてしまう人は、気をつけましょう。
貯金1,000万円以上の人には自分の軸があり、自分にとって必要か、自分が好きかという基準でお金を使います。そうすることで自然と支出がセーブされ、貯金もますます増えるという良いサイクルが生まれます。
「人に勝ちたい」「人から褒められたい」という気持ちでお金を使っていないか振り返り、本当に自分が好きなものは何なのか、心に問いかけてみるとよいかもしれません。
文・木崎 涼(ファイナンシャル・プランナー)
編集・dメニューマネー編集部
(2023年5月10日公開記事)
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