連休明けの5月は疲れて辞めてしまう新人が多く、「5月病」の季節と言われているが、最近では新人研修が長引く傾向もあり、新入社員がメンタルに不調きたす5月病の症状が、6月の梅雨の時期にあらわれることが多いという。新入社員の6月病を見逃さないために、上司はどのようなことに気をつければよいのだろうか。
気をつけること1 欠勤、遅刻、早退が増えていないか?
時間通りに出社していた新入社員が、始業時間ギリギリに出社する、突然の欠勤が増えた、月曜日や連休明けに休むことが多いといった行動は、6月病かもしれない。
業務に支障が出ることも考え、上司は早めに事情を探るようにしよう。本人に聞くことが難しい場合は、かかわりの深い同期などに様子をうかがうのもよいだろう。
気をつけること2 仕事のミスが増えていないか?
新入社員が最近になって、普段しないようなミスをする、ミスの頻度が増えている、作業にいつも以上に時間がかかる、仕事の依頼自体をすっかり忘れている、といったことはないだろうか。
心や身体に疲労がたまると、集中力がなくなりミスが増えることがある。
上司は、新入社員に能力以上の業務を与えていないか、質問しづらい環境でストレスを抱えていないかなど、職場環境を見直してみよう。
気をつけること3 身だしなみの乱れはないか?
髪が整えられていない、服に汚れやシワが目立つ、化粧がいつもと違う、全体的に清潔感が感じられない、といった新入社員の身だしなみに変化はないだろうか。
メンタルに不調をきたした新入社員は、身だしなみに気を使わなくなることが多いという。
明らかに身だしなみが乱れていると感じたら、6月病の兆候が出始めているのかもしれない。
気をつけること4 表情や態度に変化はないか?
配属直後はキラキラとした笑顔が印象的だった新入社員が、最近笑わない、表情に生気が感じられないといった場合、メンタル不調のサインかもしれない。
特にリモートワークでは、相手の表情が分かりづらく、気がつかないうちに新入社員がストレスを抱えていることも多い。
新入社員の表情や態度が今までと変わっていないか、変わっていなくてもこまめに声をかけたり、定期的に面談の機会をつくったり、上司は細やかな気づかいが必要だ。
文/編集・dメニューマネー編集部
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