固定資産税の支払いにQRコード決済を使うと、高い還元率でポイントが付与された時代は終わりましたが、それでも現金や口座振替よりもお得になる支払い方法があります。割引率は低くても、少しでもお得で、簡単な方法を確かめてみましょう。
お得に支払う方法1 「QRコード決済」だとポイントがもらえることも
QRコード決済なら、決済サービスによりますが最大0.5%のポイント還元を受けられます。以前は3%還元などが受けられましたが、軒並み還元率がダウン。一切もらえなくなったサービスもあります。それでも決済サービスにある「請求書払い」を使えば、納税通知書にあるバーコードやQRコードを読み取って支払うことができるので手間がかかりません。
たとえば、d払いは請求書払いのキャンペーンを行なっており、エントリー後にd払い残高から支払うと、最大200ポイントのdポイントをもらえます。
また楽天ペイでは、楽天カードから楽天キャッシュにチャージして請求書払いにすると0.5%分の楽天ポイントをもらえます。
お得に支払う方法2 「クレジットカード払い」にするとポイント還元を受けられる
クレジットカード払いだと、ポイント還元を受けられることもあります。
固定資産税がポイント還元の対象かどうかはカード会社によりますが、たとえば、年会費永年無料のリクルートカードの場合は1.2%のポイント還元を受けられます。
ただし、固定資産税などの税金をクレジットカードで払う場合は、税額に応じた決済手数料を払わなければなりません。
たとえば、10万円の固定資産税を払う場合は836円の決済手数料がかかり、実質的な還元率はQRコード決済より低くなることがあります。
決済手数料は税額の0.8%前後なので、QRコード決済と比べてどちらがお得なのか確かめてから固定資産税を払いましょう。
文・北川真大(ファイナンシャル・プランナー)
編集・dメニューマネー編集部
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