リボ払いは毎月一定の支払い額で返済する方法で、トラブルが増えており（内閣府消費者委員会）、「怖い」という印象を抱いている人が多いかもしれませんが、使い方によっては便利な支払い方法です。

リボで失敗する理由と実は便利な理由

リボ払いで失敗する主な原因は、分割払いと違い、借入額がいくら増えても月々の返済額は変わらず、定額払いのため借入額が増えている実感があまりわかないことです。

しかし、どうしても支払いにお金が足りない場合など、緊急の事態には役立ちます。急に大きな買い物をしたものの、返済の元手がない時など、リボ払いによって無理のない金額で月々の返済ができます。支払額は一定のため、家計管理もしやすいです。

安全に使う方法1 完済までの目処をたてる

リボ払いを安全に使うには、まず何ヵ月で完済できるか目処をたてることが大事です。無計画のままでリボ払いを使うと、借入残高がなかなか減らないことがあります。

リボ払いの月々の返済額は、ある調査によると平均1万7,271円です（ビズヒッツ調べ）。収入や貯金額を考えて、無理なく返済できる計画にしましょう。

ボーナスなど大きな収入で返済の見込みがある場合は、返済期間を早めることも検討したほうがよいでしょう。

安全に使う方法2 利用明細は毎月見る

リボ払いは月々の支払い額が同じなので、利用明細を見るのをおろそかにしがちですが、必ず目を通しましょう。借入残高をチェックすることで、常に自分が借金をしているという認識を持てるからでsす。

他に大きな出費がないかどうかもチェックできます。手元の資金に余裕があるときは繰り上げ返済できます。

安全に使う方法3 リボ払いは1件まで

また、1件目のリボ払いが完済していない状態で、2件目のリボ払いを使うのは避けたほうがよいでしょう。月々の返済額は一定ですが、利息に支払う割合が多くなり元金がなかなか減らず、いつまでも完済できません。

リボ払いの使用目的の多くは服・バッグ・アクセサリーです（前出調査）。生活にどうしても必要なものではないかぎり、リボ払いは1件でとどめておきましょう。

文/編集・dメニューマネー編集部

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