節約術

三菱UFJの窓口手数料値上げ!銀行振込手数料を節約、ポイントまでもらう方法

2023/05/16 07:00

三菱UFJ銀行が窓口での振込手数料を最大990円に引き上げると発表するなど、銀行の手数料は上がる傾向にある今、振込手数料を節約する方法を確かめておきましょう。中には手数料が0円で、しかもポイントがもらえる銀行もあります。 インターネットバンキングを利用する 三菱UFJ銀行の引き上げは10月2日から、振込額に関係なく窓口

三菱UFJ銀行が窓口での振込手数料を最大990円に引き上げると発表するなど、銀行の手数料は上がる傾向にある今、振込手数料を節約する方法を確かめておきましょう。中には手数料が0円で、しかもポイントがもらえる銀行もあります。

インターネットバンキングを利用する

三菱UFJ銀行の引き上げは10月2日から、振込額に関係なく窓口での振り込みは、同行あてが880円、他行あてが990円になります。今は同行あてが330円(3万円未満)か550円(3万円以上)、他行あてなら594円(3万円未満)か770円(3万円以上)です。またATMでの振り込みも大幅に値上げされます。

しかし、インターネットバンキング「三菱UFJダイレクト」でなら安くなり、同行あては0円、他行あては154円(3万円未満)、220円(3万円以上)です。

ドコモと三菱UFJ銀行がつくったデジタル口座サービス「dスマートバンク」では、給与や年金を受け取る(10万円以上/回)の人は、「三菱UFJダイレクト」の他行あて振込手数料が1ヵ月あたり3回まで無料になり、インターネット通帳のEco通帳の利用でも1ヵ月1回まで無料です。

「口座振替」や「定額自動振込」にすればポイントまでもらえるかも

もし公共料金や家賃など毎月同じ額を同じところへ振込しているなら、ネット銀行などの「口座振替」や「定額自動振込」を考えるとよいでしょう。

最初に1度設定しておけば毎月自動的に振込され、うっかり忘れることがありませんし、振込手数料が無料であるばかりか、ポイントがもらえることもあります。

たとえば、住信SBIネット銀行 <7163> では、口座振替や口座振込のサービスがあり、口座振替手数料は無料。口座振込手数料は、個人だと住信SBIネット銀行あて、三井住友銀行あては0円。それ以外の銀行あてでも、ランクに応じて月1回~20回までの無料回数があり、回数を超えても77円です。口座振込にはポイントがつきます。

楽天銀行 <5838> での口座振替サービスは、会員ステージに応じて1件ごとに1ポイント~3ポイントもらえます。

楽天銀行では定額自動振込の毎月おまかせ振込予約と呼ばれるサービスもあり、他の金融機関あてでは一律145円ですが、最大1ヵ月3回まで無料(会員ステージによる)、賞与や給与、公的年金の受け取りがあれば、会員ステージに関係なく翌月3回(繰り越して最大月5回まで)も無料で、こちらも1件ごとの振込で1~3ポイントもらえます。

イオン銀行(イオンフィナンシャルサービス <8570> )には口座振替があり、イオンカードセレクトなど対象カード保有の場合、振替で1件あたり5WAON POINTがもらえます。口座振込も、他行あて口座振込手数料無料分は、シルバーステージで月1回、ゴールドステージで月3回、プラチナステージで月5回の回数に増えていきます。

文・谷口久美子(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部

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