忙しい現代人の要望を叶える飲食店「ミクストラン」。ホットペッパーグルメ外食総研が作った言葉です。2019年に同総研がおこなったアンケート調査では、20歳〜59歳の男女約1000人のおよそ6割が利用したことがあると答えています。どんな店か知っていますか。 「ミクストラン」の利用目的は時短 「ミクストラン」の代表的な店は、
忙しい現代人の要望を叶える飲食店「ミクストラン」。ホットペッパーグルメ外食総研が作った言葉です。2019年に同総研がおこなったアンケート調査では、20歳〜59歳の男女約1000人のおよそ6割が利用したことがあると答えています。どんな店か知っていますか。
「ミクストラン」の利用目的は時短
「ミクストラン」の代表的な店は、東京・代官山などにある蔦屋書店とスターバックスコーヒーのようなブックカフェです。ミクストランとは、ミックス(混ぜ合わせる)とレストランの造語で、同じ店内に飲食店と異業種が入っている複合型店舗のことを指します。
ツタヤとスタバの例に限らず、最近は、実用的な業種から趣味のジャンルに至るまで幅が広がっています。たとえばコインランドリー、花屋、美容院、ジム、釣り堀、ボウリング馬、銀行、洋服のお直し店にカフェなどを併設しているケースです。
店側と消費者がウィンウィンの関係
コロナの影響で飲食店の閉店が相次ぐなか、「ミクストラン」は増え続けています。理由は、差別化で集客をしたい店側と効率的に時間を使いたい消費者側の意向がうまく噛み合っているからです。
消費者は移動に時間を取られず、2つの目的を一度に果たせるため、時間の付加価値が高まり、満足度が上がります。店側は、消費者が長く滞在すれば、注文数が増え、客単価が上がる可能性が高くなるわけです。
文/編集・dメニューマネー編集部
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