退職・老後が近い

還暦を迎える人は「自分が何歳に見える」と思っているのか?【精神年齢・肉体年齢】

2023/05/16 11:00

大人になると誰もが、自分の実年齢よりも精神年齢や肉体年齢を若く見積もるものだが、それは60歳の高齢者も同じようだ。 今年、還暦を迎える1963(昭和38)年生まれの人は157万人いるというが、そのうち2000人に、自分の「精神年齢」と「肉体年齢」が何歳くらいかたずねたところ、精神年齢は平均は46.3歳で、肉体年齢は54

大人になると誰もが、自分の実年齢よりも精神年齢や肉体年齢を若く見積もるものだが、それは60歳の高齢者も同じようだ。

今年、還暦を迎える1963(昭和38)年生まれの人は157万人いるというが、そのうち2000人に、自分の「精神年齢」と「肉体年齢」が何歳くらいかたずねたところ、精神年齢は平均は46.3歳で、肉体年齢は54.4歳だった。

自分の精神年齢は「40代前半」と考える60代が17%もいる

この調査は、プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命(PGF生命)が行ったもので、今年60歳になる人を対象に、自分の精神年齢と肉低年齢が何歳くらいに当たるのか、それぞれの年齢を聴いたところ、「精神年齢」の回答で最も多かったのが50~54歳相当で29.3%、続いて40~44歳相当で17.5%。平均年齢は46.3歳だった。

46.3歳という年齢は、会社の経営陣に近い役職に就いたりするなど、とても仕事にやりがいのある時期だ。役職につくとともに、手取りも上がる時期でもある。

一方、「肉体年齢」の回答で最も多かったのは50~54歳相当で30%、続いて55〜59歳相当が2番目に多く、平均年齢は54.4歳だった。

精神年齢よりも肉体年齢のほうが8歳近く高いという結果からは、心が若くても体の衰えを感じている人が多い実態がうかがえる。

65歳以降も働きたい人が8割、4人に1人が貯金100万未満

また、59歳の時点で働いている人1527人に「還暦を過ぎても働きたいか」も聞いており、65歳以降も働きたいと思う人は81.4%ということが判明。さらに、70歳以降も働きたいと答えた人は、39.0%という結果となった。

また貯蓄額を聞いたところ、100万円未満と回答した人が25.2%と最も多く、100~300万円未満と話した人が13.0%という結果となった。

高齢になっても働きたいという人が多いかつ、貯金額が少ないということは、定年後、年金だけでは到底生活ができないことを示唆している。

自分と同じくらいの年(還暦)の芸能人で人気なのは?

最後に影響を受けたと思う“同年代の有名人”を聞いたところ、1位に今井美樹さん(歌手・俳優)、2位に松本人志さん(芸人)、3位に唐沢寿明さん(俳優)、4位に浜田雅功さん(芸人)、5位に河合奈保子さん(歌手)という答えが返ってきた。

また、今井美樹さんが選ばれた理由にはヒット曲「PRIDE」がリリースから時を経た今でも、60代の心に残っていることもありそうだ。

この調査「2023年の還暦人(かんれきびと)に関する調査」は、PGF生命が今年3月、2023年に還暦を迎える1963年生まれの男性・女性2000人を対象に、ネットエイジアの協力で、インターネットで行なっている。

文/編集・dメニューマネー編集部

【関連記事】
「コストコ」徹底活用法!
ポイントが貯まる・使える!dポイント投資のススメ(外部)
1分で楽しめる「お金のクイズ」
ブラックリストでも作れるクレジットカード5選!(外部)
50代のためのイデコ活用講座