情報社会をけん引してきた存在「ビックテック」。世界に与える影響力の大きさから“テック・ジャイアンツ”(Tech Giants)あるいは“ビックファイブ”(Big Five)とも呼ばれています。最近では、大規模なリストラ策でも注目を集めた企業群ですが、どんな意味か知っていますか。
「ビックテック」が情報化社会を作ってきた
「ビックテック」とは、世界的な影響力を持つ、巨大IT企業群の総称です。
米国のグーグル(Google、現アルファベット傘下)、アップル(Apple)、メタ(Meta、旧Facebook)、アマゾン・ドット・コム(Amazon.com)、マイクロソフト(Microsoft)の5社を指し、頭文字(旧社名)を取って“GAFAM”とも呼ばれています。
5社の時価総額は、2020年末には東証1部(現・プライム市場)上場全企業の667兆円を超え、759兆円に上りました。
先行きは不透明、「MATANA」の時代が来る?
「ビックテック」の技術力によりITインフラ網が整ったことで、私たちの生活は便利になりました。一方、デジタル空間のサービスでは、同企業群が寡占状態になっている点が問題視されています。
さらに、ビジネスモデルの頭打ちもあり、2022年10~12月期決算は5社そろって最終減益で、1万人規模のリストラ策が出されました。2023年以降は、メタに代わり電気自動車のテスラ(TESLA)、半導体メーカーのエヌビディア(NVIDIA)の2社が加わり、「MATANA」の時代が来ると言われ動向が注目されています。
文/編集・dメニューマネー編集部
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