年下社員に嫌われる「中高年」の特徴4選

2023/08/27 05:55

社会人として経験を重ねてきた中高年は、行動に気をつけないと年下社員を不愉快な気持ちにさせてしまい、ひどいと「老害」と陰口を叩かれるかもしれない。嫌われやすい中高年の特徴として次の4つが挙げられる。 特徴1 新しいツールを拒絶する 社員から新しいツールの導入を提案されたとき、使う前からデメリットばかりに注目し、取り入れよ

社会人として経験を重ねてきた中高年は、行動に気をつけないと年下社員を不愉快な気持ちにさせてしまい、ひどいと「老害」と陰口を叩かれるかもしれない。嫌われやすい中高年の特徴として次の4つが挙げられる。

特徴1 新しいツールを拒絶する

社員から新しいツールの導入を提案されたとき、使う前からデメリットばかりに注目し、取り入れようとしない人は距離を置かれやすい。

新しいものを拒むのではなく、さらに成長できる機会と考え、取り入れる努力をしよう。場合によっては若手に教えを乞うのもいいだろう。

よくあるのが、データを管理する際にデジタル化したほうがいいのに、紙などアナログなままにしたがるケースだ。

拒絶するだけではなく、自分がすべて正しいと思っていて古いやり方を押し付けてしまう人もいる。

特徴2 自分にとって都合が悪くなると年齢のせいにする

高齢者を扱うような態度を普段は嫌がる一方で、仕事で重い荷物を運ばなければいけないときに限って、「年寄りだから」などと年齢のせいにする人も距離を置かれやすい。

嫌われないためには、年下の社員との年齢差を考えず、フェアな立場でいることだ。

仕事によっては、確かに年齢的に辛いものもある。常にフェアな関係でいれば、そういった場面に遭遇した際、向こうから率先して仕事を引き継いでくれることがある。

ただし、フェアな関係を築く上で、年下の社員にへりくだる必要はない。

もし、年下の社員のモラルに欠ける部分などが見えた場合は、年上として優しく注意することも時には大切だ。

特徴3 年功序列の考え方が染み付いている

最近では成果主義を取り入れる企業もある中で、年功序列の考え方が染みついている人、年上は無条件に偉いと思っている人は嫌われやすい。年下の社員に自分の仕事を押しつけ、自分は定時に帰るということはしていないだろうか。

年功序列が崩壊した今、年下の社員に嫌われない方法として、共通のルールを作るというものがある。

ルールを作り、年下年上関係ないといった職場にすれば、対等な関係を築きやすく嫌われる可能性は低くなる。

特徴4 残業は美徳だと考えている

昔は残業することが評価されていたが、今なお長い時間働く社員を評価する人もいて、こういう人は嫌われる。

残業するということは、真面目で責任感があると思っている人もいるだろうが、今の時代は、勤務時間内に仕事を終わらせ、定時で帰るのがスマートだと考えられることがある。

仕事が終わらないのに残業をあまりしない社員は問題だが、勤務時間中に綺麗に仕事を終わらせている場合は、逆に褒めるべきといえよう。

残業をしない人はダメだという考えを改め、定時で帰る社員のことを、「仕事が早くて助かっている」など評価してあげることも、好かれる中高年の特徴だろう。

また、上司・先輩である自分がいつも残業をしているのなら、それは会社の勤務システムに問題があるかもしれないので、見直す機会を作ってみるとよいかもしれない。

文・廣瀬優香(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部
(2023年5月18日公開記事)

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