年収1,000万円を目標にしている人は多いでしょうが、ファイナンシャル・プランナーとして、経営者や高年収のサラリーマンと取引をしてきた筆者は、多くのお金持ちが以下の3つの習慣を生活に取り入れていることに気づきました。成功者の習慣をマネすることで、今より充実した毎日を送れるかもしれません。
共通する習慣1 毎日早起きをしている
早起きを習慣にしている、成功者はたくさんいます。たとえば、ベストセラー作家の村上春樹さんは、長編小説を書いている間は朝4時に起きることで知られています。
よく眠れた朝は頭がスッキリして、仕事も家事もはかどったという経験がある人は多いでしょう。睡眠の質はパフォーマンスに大きく影響するため、多くの成功者は睡眠にまつわる習慣を持っており、早起きはその代表例です。
早起きの継続で生活リズムが整うと睡眠の質が上がり、日中のパフォーマンスが上がると考えられています。
ただし、無理な早起きで睡眠時間そのものが減ってしまっては、かえって逆効果なので気をつけてください。
共通する習慣2 スキマ時間に読書する
年収1,000万円以上の人は、時間の価値を意識しています。そのためスキマ時間であっても、読書など有意義なことに使おうとします。
1日のスキマ時間は、トータルで1~3時間ほどになるともいわれています。1冊読むのに6時間、スキマ時間が1ヵ月に60時間あるとすると、スキマ時間に読書するだけで1ヵ月に10冊の本を読めます。
手があくとついスマホゲームやSNSをしてしまう人は、スキマ時間の使い方を見直すだけで、生活がより豊かになるかもしれません。
共通する習慣3 休日は思いっきりリフレッシュする
年収1,000万円以上の人は仕事ばかりしていると思われがちですが、意外とアクティブに休日を過ごしています。
たとえば、家族と旅行をしたり映画を見たり、仲間とアウトドアに出かけたりと、お金持ちは積極的に休日を楽しむ傾向があります。
お金持ちは、休日に身体や脳をリフレッシュさせることが仕事のパフォーマンスにもつながることを知っているからこそ、休みの日を有意義に過ごすのです。
休日に何もせずダラダラ過ごすとオンとオフの境目がなくなり、休日明けに疲れを引きずることになりかねません。
早起きもスキマ時間の有効活用も、誰もが一度は取り組んでみたことがあるのではないでしょうか。大切なのは目的意識をしっかり持ち、習慣になるまで続けることです。まずは1週間でもよいので続けてみると、自分自身の変化に気づくかもしれません。
文・木崎 涼(ファイナンシャル・プランナー)
編集・dメニューマネー編集部
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