「タダほど高いものはない」という言葉がありますが、無料のセミナーなどタダを売りにしているサービスを利用すると、あとで損をしてしまうこともあります。自分で情報の真偽や良し悪しを判断できない場合は、次の3つの「無料サービス」には近づかないほうがよいでしょう。
1 ギフト券を配る投資関連のイベントやセミナー──あくまで目的は営業
投資関連のイベントやセミナーの中には、参加費が無料なだけでなく、アマゾンギフト券やクオカードを配るものもありますが、ほとんど目的は主催者側が儲かるものを勧める可能性が高いです。
無料で参加できるイベントやセミナーに興味がある人は、さまざまな会社の話を聞いて投資するかどうかを判断すべきでしょう。
2 SNSの「無料で〇〇あげます!」──情報商材を売りつけられる
個人がTwitterなどで発信している「無料で〇〇をプレゼントします!」といった呼びかけは、情報商材への誘導である可能性が高く、メルマガやLINEに登録させられ、高額な情報商材を勧められると考えましょう。
価値のある情報商材もありますが、なかには無料で集められる情報をまとめただけのものもあります。情報の良し悪しを自分で判断できない人は、手を出さないほうがよいでしょう。
3 副業関連のセミナー──受講費が高いスクールに誘導される
無料で参加できる副業セミナーは、特に注意が必要です。クラウドソーシングサイトで「口コミを書いたら500円!」などのうたい文句で募集している仕事は、副業セミナーへの参加をうながされる可能性があります。
このような副業セミナーは副業初心者を対象にしており、受講者に知識がないことを悪用してウソを教えるセミナーがあるのも事実です。
中には数十万円かかるスクールやサロンに誘導するセミナーもあるので、もし参加した場合は即決しないようにしましょう。
文・北川真大(ファイナンシャル・プランナー)
編集・dメニューマネー編集部
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