買い物をするとポイントがもらえる時代ですが、それは投資の世界も同じで、むしろ投資信託や外貨預金を買った時だけでなく、買って持っているだけで、定期的にポイントがつく証券や銀行があります。

SBIならdポイントなど共通ポイントが貯められる

証券最大手のSBI証券（SBIホールディングス <8473> )は、投資信託の保有残高に応じてポイントがたまります。対象はdポイントのほか、Tポイント、Vポイント、Pontaポイント、JALポイントで、どのポイントを貯めるか選んでおきます。通常銘柄は最大0.2％、同社が長期投資に向きとして選んだSBIプレミアムチョイス銘柄なら、最大0.25％ポイントが毎月つきます。

たとえばeMAXIS Slim 米国株式（S&P500）を200万円保有しているなら、ポイント付与率は0.0326％、1ヵ月（31日）間の保有で55ポイントがもらえます。

THEO＋docomoはdポイントが貯めやすい

ロボアドのTHEO+ docomoは、運用残高に応じてdポイントが毎月もらえ、ドコモ回線契約者ならポイントが1.5倍になります。さらにdカード積立にするとこれとは別にポイントがもらえます。

たとえば、運用金額が50万円だと、ドコモ回線を利用している人は900ポイント、ドコモ回線を利用していない人は600ポイント。毎月5万円dカード積立をすると別途500ポイントがもらえます。

りそなのポイントはdポイントに交換できる

りそな銀行（りそなホールディングス <8308> ）は、投資信託を持っていれば、りそなクラブポイントが毎月最大50ポイント、外貨預金も最大50ポイント、りそなファンドラップでもで最大50ポイントもらえます。

同行では、給与受取口座の指定や月間1万円以上の積立定期預け入れをしてもりそなクラブポイントがもらえます。このりそなクラブポイントは、dポイントにも等価交換できます。

文・谷口久美子（フリーライター）
編集・dメニューマネー編集部

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