銀行のやり取りでは、その人の本性を垣間見ることができます。今回の記事では、過去に銀行で法人融資担当として働いていた筆者が「関わらない方が良い」と思う人の特徴についてお伝えします。
自慢話が多い人
銀行員として法人営業を担当すると、中小企業などの経営者と話す機会があります。経営者といえば「お金持ち」というイメージがありますよね。しかし、子供の教育や外車・旅行の自慢をする割に実はそれほど利益は出ていないケースも。
逆に大きな利益を出している経営者なのに質素な装いで謙虚な方も多いものです。すべての人に当てはまる訳ではありませんが、自慢話は自信のなさの表れかもしれません。
人の話を聞かない人
銀行員としてはリスク商品(投資)を販売する際にはきちんと商品の説明等をする必要がありますが、中には全然説明を聞かない人もいます。しかし、このような人に限って運用で損失が出る場合に「そんな話は聞いてない!」とクレーマーになりやすいのです。
大切な決断が必要な時に真剣に話を聞かず、質問をしてこない人は注意したほうが良いといえるでしょう。また、このような人に何か大切なことを説明する際には、きちんと説明した証拠を残しておくべきといえます。
付き合う人がすぐ変わる人
経営者は事業を推進するエネルギーが必要ですが、ワンマンすぎると周りの人が離れます。銀行員に対しては良い人そうなのに、社内の人間がよく変わる、友人関係が変わるという場合はその人の本性を疑ったほうが良いでしょう。パワハラがある、嘘をつくなどの問題があるかもしれません。現状では良い付き合いができていたとしても手のひらを返される可能性があると思っておいたほうが良いでしょう。
関わらない方が良い人とは距離を取ろう
銀行員として働いていた経験から、関わるのを避けたほうが良い人の特徴を紹介しました。自慢話が多い、人の話を聞かない、付き合う人がすぐ変わる人には注意したほうが良いでしょう。ぜひ人間関係の参考にしてみてくださいね。
文・勝目麻希
(2021年12月23日公開記事)