家計を見直したい

電気代を安くする方法 洗濯機の使い方を間違えてるかも?

2023/05/23 18:00

東京電力 <9501> など電力大手7社が、6月の使用分から電気料金を値上げし、各社の平均でおよそ15〜40%の値上げ幅になる見通しだ。よく聞く節約術として、電力会社の切り替えや家電の買い替えなどがあるが、少し意識するだけで電気代を安くできる節約術が4つある。 節約術1 洗濯物をまとめて洗う 洗濯機への詰め

東京電力 <9501> など電力大手7社が、6月の使用分から電気料金を値上げし、各社の平均でおよそ15〜40%の値上げ幅になる見通しだ。よく聞く節約術として、電力会社の切り替えや家電の買い替えなどがあるが、少し意識するだけで電気代を安くできる節約術が4つある。

節約術1 洗濯物をまとめて洗う

洗濯機への詰め込み過ぎは故障の原因になるのでよくないが、ある程度まとめて洗うことで節約になる。

詰め込む洗濯物の量の目安は、シャープ <6753> では洗濯槽の7割程度がいいとWebサイトで説明している。

また、容量6kgの洗濯機で、4割入れて洗う場合と8割入れて洗う回数を半分にした場合を比べると、電気代と水道代を合わせて年間4510円の差が出る(資源エネルギー庁調べ。以下の節約額も同様)。

節約術2 待機電力を減らす

コンセントをつないでおくだけで消費する電力のことを待機電力といい、これを減らすだけで節約になる。

1世帯あたりの年間消費電力のうち待機電力はおよそ6%を占めると、環境省のWebサイトでは説明している。これに当てはめて計算すると、たとえばひと月あたりの電気代の平均が1万円とした場合、年間で最大6000円ほど節約できる。

ただ、コンセントを頻繁に抜き差ししすぎると故障の原因になる。スイッチの付いた電源タップを使ってオン・オフを切り替えると、故障のリスクを抑えながら待機電力も減らせる。

節約術3 暖房便座や洗浄水の設定を「弱」や「低」に、もしくはオフに

暖房便座や洗浄水の設定温度を「中」から「低」に変えたり、夏は暖房便座をオフにしたりすることで、年間でおよそ1250円の節約になる。

タイマー機能がついている場合は使うことで、さらに節約できるだろう。

節約術4 冷蔵庫を壁から離して置く

冷蔵庫は、中に物を詰め込みすぎないようにすることで節約になるが、それ以外にも壁から離して置くことで、冷蔵庫の放熱効率が上がって節約になる。

どれくらい離すべきかはメーカーや機種によって異なるが、環境省は冷蔵庫の周囲を5cm以上空けることをすすめている。

適切な放熱スペースを確保すると、確保していなかったときと比べて年間でおよそ1400円の節約になる。

文・廣瀬優香(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部

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