自動車税を支払うこの時期、「車の維持費をもっと減らせないか」と思っている人は少なくないでしょう。マイカーがあると便利ですが、1ヵ月の維持費は軽自動車で3万円、ミニバンで4万円ほどかかります。お金はかかるもののて手放せない、という人に安く維持するアイデアを提案します。
アイデア1 カーシェアに登録する
個人間のカーシェアに登録して、その収入を維持費にあてれば負担が少なくなります。
個人間のカーシェアは、マイカーを使わないときにほかの会員に貸し出すサービスで、貸し出した料金が収入になります。
人気が高い車は収入も多くなり、たとえば個人間カーシェアサービス「Anyca」(エニカ)で2022年に一番人気が高かったトヨタ自動車 <7203> のアルファードでは、オーナーの1ヵ月の平均受け取り金額は約2万7,000円です。
ほかにもマツダ <7261> のCX-5の平均受け取り金額は約2万3,000円で、月の維持費の半分ほどがまかなえる計算です。
ただし注意点として、手数料がかかることや、傷をつけられる車内を汚されるなどのトラブルが起きることがあります。
アイデア2 保険を見直す
自動車保険の見直しで保険料が安くなれば、維持費を減らせます。たとえば運転者年齢条件を見直すことで、保険料が半額になることがあります。
三井ダイレクト損保では、運転者の年齢条件が「年齢を問わず補償」だと保険料は約6万6,000円ですが、「35歳以上」にすると約2万2,000円と3分の1になります。
アイデア3 ハイブリッド車やグリーン自動車にする
エコカー減税対象のハイブリッド車やグリーン車にすると、自動車重量税が非課税になるため、維持費を安くできます。減税は2023年12月31日まで延長されています。
対象となるプラグインハイブリッド車は充電できるハイブリット車のことで、グリーンディーゼル車は軽油で走るディーゼル車です。このほかガソリン車やハイブリット車でも、エコカーの基準を満たしていれば25~50%減税になります。
ただし買い替えには費用がかかるため、今の維持費と合わせて長い目で考えることが大切です。できることから試してみてはいかがでしょうか。
文・山田千景(ライター)
編集・dメニューマネー編集部
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