エアコンは、夏が始まる前の5~6月に中の掃除や試運転をしておくとよいでしょう。毎年7~8月はエアコンの修理や設置工事の件数が増えるため、もし故障などがあった場合、修理を頼んでもなかなか対応してもらえないからです。5~6月に次の2つのことをやっておくと、夏を快適に過ごせます。
やるべきこと1 フィルターと室外機の掃除は早めにやる
フィルターにほこりが溜まって目詰まりが起こるとエアコンの効率が下がり、無駄な電気を使います。フィルターの掃除は、こまめに行いましょう。
3年分のほこりが溜まったフィルターを掃除すると、1ヵ月の電気代を800円ほど減らせるといいます。フィルターの掃除とあわせて室外機周辺の片付けも行うと、1ヵ月で1,720円の節約につながるそうです(ダイキン <6367> 調べ)。
フィルターの掃除は、できれば2週間に一度のペースで行いましょう。
また、室外機の内部の汚れをそのままにしておくと、フィンがスムーズに動かなくなり、余計な電力を消費します。
真夏になる前に、フィルターだけでなく室外機の掃除もあわせてやっておくと、節約につながります。
やるべきこと2 故障していないか「試運転」をしておく
エアコンの試運転も、真夏になる前にやっておきたいことの一つです。
しばらく使わずにいたエアコンをいきなり動かして急に負荷をかけると思わぬ故障につながりますし、真夏になってから故障が分かって修理を頼むと長らく順番待ち……ということになりかねません。
試運転が終わったら、室内機から水が漏れていないか、異臭や異音はないか確かめましょう。
もしも異臭や異音がした場合は、フィルターや熱交換器が汚れていることがあります。
フィルターの先の熱交換器が汚れていてエアコンの中の掃除が必要な場合は、電気店や専門の清掃業者に相談してください。真夏になるとエアコンクリーニングの相場も高くなるので、節約のためにはやはり早めの対応が必要です。
水が漏れている場合は、室外機の排水ホースにごみが詰まっていたり、先端が持ち上がったりしていないか確認して、異物が詰まっていた場合は取り除き、あらためて試運転をしてみましょう。
それでも異常が続く場合は、早めにメーカーへ修理を依頼してください。
文/編集・dメニューマネー編集部
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