知らないと損する?お得な2つの保険特約──毎月数百円で2000万保障など

2023/05/30 18:00

医療保険の保険料を抑えたい時に、まず外すことを考えられる「特約」だが、中には付けておきたいお得な特約もある。 先進医療特約──全額自己負担の治療を受けても2000万円まで保障される 先進医療とは、最新の医療技術や治療法を用いて治療するもので、全額自己負担だが、先進医療特約をつけていれば、月々200円ほどの出費で、先進医

医療保険の保険料を抑えたい時に、まず外すことを考えられる「特約」だが、中には付けておきたいお得な特約もある。

先進医療特約──全額自己負担の治療を受けても2000万円まで保障される

先進医療とは、最新の医療技術や治療法を用いて治療するもので、全額自己負担だが、先進医療特約をつけていれば、月々200円ほどの出費で、先進医療が実費2000万円まで受けられることがある。

先進医療には、たとえば、がんの治療に使われる「陽子線治療」がある。以前からある放射線治療では、正常な組織や臓器まで傷つける恐れがあるが、この治療法なら、周囲の健康な組織への損傷を最小限に抑えられるため、体への負担が小さく済むとされる。

ただ陽子線治療の平均自己負担額は265万円と高額で(アクサダイレクト生命)、陽子線治療に限らず先進医療は出費がかさみやすい。

先進医療特約は、オプションの選択肢が広いアクサダイレクト生命の終身医療(ほけんの窓口通信販売の医療保険部門1位)や、チューリッヒ生命終身医療保険プレミアムZ(同3位)で付けられる。

なお、七大生活習慣病と三大疾病を手厚く保障するオリックス生命キュア・ネクスト(同2位)のように、先進医療の保障が特約でなく基本保険料に含まれる商品もある。

指定年齢保険料払済特約──長生きリスクに備えられる

指定年齢保険料払済特約は、入った時に指定した年齢になると保険料の払込が免除され、保険は継続できる特約で、長生きをすれば保険料総支払額を抑えられる。収入が少なくなる老後に支出を減らしたいというニーズに対応できる。

選べる保険会社は多くないが、アクサダイレクト生命の終身医療では、保険料払込を60歳または65歳までに選択できる。ソニー損保の医療保険SUREでは、60歳以降の保険料を半額に設定できる。

ただし注意点として、払込期間を短くすると払込免除年齢までの月々の保険料は上がることがある。

病気になったときどんな医療を受けたいか、長生きをしても保険料は払い続けられるか、自分の希望や状況を考慮して特約を選択するといいだろう。

文・編集・dメニューマネー編集部

【関連記事】
「コストコ」徹底活用法!
ポイントが貯まる・使える!dポイント投資のススメ(外部)
1分で楽しめる「お金のクイズ」
ブラックリストでも作れるクレジットカード5選!(外部)
50代のためのイデコ活用講座