年金・イデコ

【YES-NOクイズ】イデコは65歳にならないと受け取れない?

2023/05/30 11:00

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イデコ(iDeCo、個人型確定拠出年金)は、年金の一種ですが、国民年金など公的年金とは異なり、「何に」「いくら」投資するか決める私的年金です。 老後の生活のために積み立て投資するものなので、いつでも引き出せるわけではありません。イデコの老齢給付金は引き出せる年齢が決まっています。 「受け取れる年齢は65歳である」──こ

イデコ(iDeCo、個人型確定拠出年金)は、年金の一種ですが、国民年金など公的年金とは異なり、「何に」「いくら」投資するか決める私的年金です。

老後の生活のために積み立て投資するものなので、いつでも引き出せるわけではありません。イデコの老齢給付金は引き出せる年齢が決まっています。

「受け取れる年齢は65歳である」──これは本当でしょうか、間違いでしょうか?

税金面でお得なのがメリット

イデコのメリットは払う税金が安くなることです。まず掛け金の分が年間の総額を所得から差し引けるため、その分の所得税と住民税が軽くなります(所得控除)。

また運用で出た利益にも税金がかりません。そして、一定の年齢に達して年金として受け取るときも控除が受けられます。

毎月の掛け金は5000円以上1000円単位で、上限は職業によって異なります。また受け取り方は、分割でも、まとめてでも選べます。年金として分割で受け取る場合は「公的年金等控除」、一時金としてまとめて受け取る場合は「退職所得控除」が適用されます。

イデコは長期的な資産形成を目的としているので、「原則60歳まで引き出すことができません」。答えはNOです。

なお以前はイデコに入れるのは60歳未満の人だけでしたが、2022年5月、加入年齢が60歳未満から65歳未満に引き上げられました。

現在では、たとえば60歳以降も会社員や公務員として働き、厚生年金に入っているような人は、引き続きイデコに加入し、65歳になるまで投資を続けられます。

文/編集・dメニューマネー編集部

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