高い給料をもらっていても、お金を貯めるのがヘタな人は、自分の気づかないところで無駄遣いをしているかもしれない。貯金1000万円を貯めた人は、すべての飲み会に参加したり、お金を使った自慢は決してしない。どのような行動をやめれば、お金が寄ってくる体質に変われるのだろうか?
1000万円貯めた人がやらない無駄遣い
「お金が貯まらない」と嘆く人は、気づかないうちに無駄遣いしているかもしれない。貯金1000万円を達成するのは難しいと思われがちだが、行動を少し見直せば実現できるだろう。貯金1000万円貯めた人は、次のような出費を抑えて、コツコツとお金を貯めている。
「誘われたから」参加する会食の飲食代
飲み会やランチに誘われたら「とりあえず行く」という人は多いが、1回あたり数千円であっても、誘われるたびに参加すると大きな出費となるので、参加するかどうかはしっかりと考えよう。
会いたい人がいる、話したいことがある、行きたいお店がある、職場・チームの士気にかかわるなど、自分なりに目的があればよいだろう。
お金のないときに誘われた場合に備えて、「家族が料理を用意してくれているので」「その日は親族の集まりがあって」など断り文句のパターンをいくつか決めておくのもよい。
見直ししないままの生命保険の保険料
必要な保険は、結婚や出産、マイホーム購入など年齢ごとに変わる。
見直しをしないままだと、必要以上の保険料を払い続けることになるので、定期的に見直したい。
たとえば、マイホーム購入時に住宅ローンの団信(団体信用生命保険)に入ったのに、結婚後に入った生命保険料もそのまま払い続けていて、教育費を貯めなければならない時期に貯金できないといったことが起こるかもしれない。
見直しが遅くなるほど損も大きくなるので、早めに行動したい。
高年収なのに「貯金できない人」の共通点
医師や弁護士、大企業に勤める会社員など、高年収でも実は貯金がなく生活が苦しい家庭は珍しくない。そういう人たちは、無意識にとってしまう行動の結果、お金が貯まらないのだ。お金が貯まらない人たちの共通点には次のようなものがある。
お金を使ったことを周りにアピールする
聞かれてもいないのに高級旅館に泊まったことを触れ回ったり、高いブランド物と分かる服や小物を身に着けていたりする人は、年収が高くても生活に余裕があるとは限らない。
見栄を張るためにお金を使うと、なかなか貯金はできない。貯金がなく心が満たされないと、周りにうらやましがられとして、さらにお金を使う悪循環に陥る。
この点、お金持ちは、やっかみを恐れてむしろ目立たないよう気をつけているものだ。
宿泊先など詳しい旅行の話は親しい人だけにとどめ、普段着は着心地が良く品のあるものを選び、ブランド物はTPOにあわせてしかるべきときだけ身につけている。
他人のお金の話に敏感に反応する
高年収でも貧乏な人は、お金のことで頭がいっぱいなので、他人の何気ない一言をお金の話に結び付けることがある。
外食や旅行の話をしていると「高かったんじゃないの?」と聞いてきたり、子供がお金のかかる習い事をしていると何度も話題にして探りを入れてきたりする。
一方で、お金持ちは、他人の懐事情にあまり興味がなく、自分の懐事情も明かしたくない。そのため、家計の状況が見えてしまうような話題は、それとなくそらす傾向にある。
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高年収なのに「貯金できない人」の共通点 富裕層がしないこと
文/編集・dメニューマネー編集部
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