「先物取引」は、将来のあらかじめ決められた期日(決済期日)に特定の商品を現時点で決められた価格で売買することを約束する取引です。デリバティブ(金融派生商品)の一種で、中上級者向けの取引といっていいでしょう。 先物取引には、大豆やトウモロコシ、貴金属などもありますが、個人投資家にとってポピュラーなのは、日経平均株価を対象
「先物取引」は、将来のあらかじめ決められた期日(決済期日)に特定の商品を現時点で決められた価格で売買することを約束する取引です。デリバティブ(金融派生商品)の一種で、中上級者向けの取引といっていいでしょう。
先物取引には、大豆やトウモロコシ、貴金属などもありますが、個人投資家にとってポピュラーなのは、日経平均株価を対象資産とした「日経225先物」や「日経225ミニ」でしょう。
先物取引なら相場の下落でも収益が狙える!
先物取引では、相場の上昇だけでなく、下落によって収益を狙うこともできます。上昇を狙って投資することをロング(買い)、下落を狙うことをショート(売り)といいます。積極的に利益を狙うこともできますが、個別の銘柄に投資しているような場合、相場の先行きが怪しいと思ったときにショートすることによってリスクをヘッジすることもできます。先物取引では、決済期日の前に利益確定や損切りすることができます。期日までに決済しない場合には、SQ(特別清算指数)と呼ばれる決済期日の株価で強制的に決済されることになります。証拠金を担保にレバレッジ(てこの原理)の利いた大きな取引をするので、十分に理解してから投資しましょう。【お金の単語帳】