「塩漬け」含み損が大きくなったまま放置している状態

2021/05/31 06:00

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株式投資では、思惑とは逆に購入した銘柄が値下がりして、含み損を抱えてしまうケースはめずらしくありません。すぐに株価が戻ればいいのですが、いったん大きく値下がりした銘柄が元の位置に戻るにはかなりのパワーが必要になります。損切りできないままどんどん含み損が拡大し、ついには放置しているような状態を「塩漬け」といいます。 とき

株式投資では、思惑とは逆に購入した銘柄が値下がりして、含み損を抱えてしまうケースはめずらしくありません。すぐに株価が戻ればいいのですが、いったん大きく値下がりした銘柄が元の位置に戻るにはかなりのパワーが必要になります。損切りできないままどんどん含み損が拡大し、ついには放置しているような状態を「塩漬け」といいます。

ときには潔く損切りすることも重要

なぜ株価が元に位置に戻るにはパワーが必要なのでしょうか。たとえば、株価1000円の銘柄が800円に値下がりした場合は、その下落率は20%です。一方、株価800円の銘柄が1000円になるためには25%の上昇が必要になるからです。

株式投資では、「買い場より売り場が重要」といわれます。見込みのない銘柄は潔く損切りし、有望な銘柄に乗り換えるようにしたいものです。【お金の単語帳】