「基準価額」運用成果によって変動する投資信託の値段

2021/06/16 07:00

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基準価額とは投資信託の価格で、1単位当たりの値段です。その投資信託が運用に組み入れられている株式や債券などの時価の総額に利息や配当金などの収入を加え、運用コストを差し引いた金額を総口数で割って算出します。ほとんどの投資信託の基準価額は当初1万口=1万円で設定されており、運用の成果によって日々増えたり減ったりします。その

基準価額とは投資信託の価格で、1単位当たりの値段です。その投資信託が運用に組み入れられている株式や債券などの時価の総額に利息や配当金などの収入を加え、運用コストを差し引いた金額を総口数で割って算出します。ほとんどの投資信託基準価額は当初1万口=1万円で設定されており、運用の成果によって日々増えたり減ったりします。その動きを示すグラフを株価同様、チャートといいます。

分配金を再投資した場合のチャートも

投資信託の分配金は、一定期間ごとに受け取れるタイプ(毎月分配型など)と、自動的に再投資されるタイプがあります。分配金が支払われると、その分基準価額は下がります。投資信託自体の価格の変動がわかりにくくなるため、運用報告書や運用レポートには、分配金を再投資した場合の基準価額のチャートが掲載されることも多いようです。【お金の単語帳】