「目論見書」有価証券の投資判断材料となる説明書

2021/06/16 15:00

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目論見書とは、有価証券の発行者が有価証券を募集したり売り出したりする際、投資家の投資判断材料になるように、作成して提供する情報開示文書です。有価証券の内容や発行者の概要など、投資を検討するうえで必要な情報や説明が記載されています。投資家保護の観点から、金融商品取引業者は有価証券を販売する際、必ず目論見書を作成しなければ

目論見書とは、有価証券の発行者が有価証券を募集したり売り出したりする際、投資家の投資判断材料になるように、作成して提供する情報開示文書です。有価証券の内容や発行者の概要など、投資を検討するうえで必要な情報や説明が記載されています。投資家保護の観点から、金融商品取引業者は有価証券を販売する際、必ず目論見書を作成しなければならず、虚偽の内容を記載した場合には損害賠償責任を負うほか、罰則を科される場合があります。

デジタル化が進み、電子交付が増加

目論見書は、以前は証券会社などから紙の書類で送られていましたが、最近ではデジタル化が進み、あらかじめ申し込んでおけばパソコンやスマホで閲覧できる「電子交付」で送られるケースも増えています。【お金の単語帳】