「ストライク・プライス」IPOなどに申し込むの際の意思表示のひとつ

2021/06/18 15:00

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株式の募集や売り出しの際に実施されるブックビルディング(需要積み上げ方式)で、それに参加する投資家が申告する希望価格の指定方法のひとつです。ストライク・プライスを選択すると、仮条件がどのような価格で決定しても購入の意思を示すことになります。 IPOの抽選では、ほとんどの投資家が選択 たとえば、多くのネット証券では、IP

株式の募集や売り出しの際に実施されるブックビルディング(需要積み上げ方式)で、それに参加する投資家が申告する希望価格の指定方法のひとつです。ストライク・プライスを選択すると、仮条件がどのような価格で決定しても購入の意思を示すことになります。

IPOの抽選では、ほとんどの投資家が選択

たとえば、多くのネット証券では、IPO(株式の新規上場)は抽選によって割り当てられますが、その申し込みの際にストライク・プライスを選択しておくことで、仮条件が変更された場合でも、自動的に上限価格で申し込みが行われます。IPOは公募価格よりも初値が上昇するケースが多く、個人投資家に人気があります。ストライク・プライスというと難しく感じてしまうかもしれませんが、購入価格は仮条件の上限ですので、思わぬ価格で買ってしまうという危険性はありません。また、多くの場合、公募価格は仮条件の上限で決定します。【お金の単語帳】