レバレッジは「テコの原理」のことで、金融業界では証拠金などを担保として、その数倍の資金を借り入れて取引を行なうことを指します。たとえば、株式投資の信用取引であれば、現金や株券などを担保として預け入れることで、証拠金の最大3.3倍(最大レバレッジは3・3倍)までの取引が可能になります。少ない資金でより多くの取引を行なうわ
レバレッジは「テコの原理」のことで、金融業界では証拠金などを担保として、その数倍の資金を借り入れて取引を行なうことを指します。たとえば、株式投資の信用取引であれば、現金や株券などを担保として預け入れることで、証拠金の最大3.3倍(最大レバレッジは3・3倍)までの取引が可能になります。少ない資金でより多くの取引を行なうわけですから、大きなリターンが見込める半面、リスクも大きくなります。ですので、投資初心者のうちは、レバレッジを掛けた投資はできるだけ控えて、現物株投資などで相場に慣れることが大切です。
FXや日経平均先物などもレバレッジをかけられる金融商品
一方、個人投資家にお馴染みのFX(外国為替証拠金取引)もレバレッジがかけられる金融商品です。現在、FXのレバレッジは最大25倍となっていますが、規制が行われる前は、300倍や400倍といったハイリスク・ハイリターンを提供していたFX会社も少なくありませんでした。そのほか、日経平均先物取引などもレバレッジをかけることができる金融商品です。【お金の単語帳】