「追証」相場の変動などで損失が膨らんだ場合は、追加の証拠金が必要

2021/06/23 07:00

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追証(おいしょう)とは、追加の保証金のことです。信用取引や先物取引、FX(外国為替証拠金取引)など、証拠金を担保にその数倍から数十倍の取引が行える金融商品では、相場の変動などによって証拠金が一定の維持率を下回った場合には、追加の証拠金を期日までに差し入れる必要があります。期日までに追証が入らなかったり、反対売買による決

追証(おいしょう)とは、追加の保証金のことです。信用取引先物取引、FX(外国為替証拠金取引)など、証拠金を担保にその数倍から数十倍の取引が行える金融商品では、相場の変動などによって証拠金が一定の維持率を下回った場合には、追加の証拠金を期日までに差し入れる必要があります。期日までに追証が入らなかったり、反対売買による決済が行われなかったりした場合には、強制的に決済が行われる(強制ロスカット)こともあります。

証拠金維持率に気を配り、余裕を持った取引を

金融商品や取り扱い金融機関によっても追証のルールは異なりますので、投資する場合にはしっかりと把握し、常に証拠金の維持率に気を配っておく必要があります。なお、証拠金を担保にレバレッジをかけた取引ができる金融商品であっても、証拠金の額を増やしたり、投資するポジションを小さくしたりすることでレバレッジを低く抑えられます。常に余裕を持った投資を心がけましょう。【お金の単語帳】