金融業界においてのセルサイドとは、株式や債券などを販売する側、一般的には証券会社を指す用語です。一方、株式や債券を購入して運用する金融機関をバイサイドと呼び、生損保や信託銀行、投信運用会社、年金基金などの機関投資家がこれに当たります。よく雑誌やテレビなどで相場を解説するアナリストやエコノミストはほとんどがセルサイドの人
金融業界においてのセルサイドとは、株式や債券などを販売する側、一般的には証券会社を指す用語です。一方、株式や債券を購入して運用する金融機関をバイサイドと呼び、生損保や信託銀行、投信運用会社、年金基金などの機関投資家がこれに当たります。よく雑誌やテレビなどで相場を解説するアナリストやエコノミストはほとんどがセルサイドの人です。
よく目にするレポートはセルサイドのもの
セルサイドの専門家はレポートなどを活用し、自身の分析や注目銘柄などを不特定多数の個人投資家に伝えます。一方、バイサイドの専門家は自社の顧客に向けて分析結果を伝えます。いい方を替えれば、セルサイドのレポートは自社の手数料収入を得るため、バイサイドのレポートは運用資産を預けている顧客に向けたものといっていいかもしれません。ちなみに、バイサイドのレポートは一般の個人投資家はなかなか目にする機会はありません。【お金の単語帳】